FC2ブログ
あぶない農業と儲かる農業

ミネラル農法2つ

2022/06/13
先端農業技術 0
6/13
知り合いの宮崎のニラ農家安藤さん
JAの指導員を退職し、ニラ農家を営みながら、近隣の農家の指導を行っています。
安藤さんが、行っているのが、ミネラル農法。
独自で開発したミネラル資材を活用し、植物の活性を上げる農法です。
監修を行った、農学の名誉教授は、基本的な考えは、中嶋農法と同じだが、独自で開発したのは、大井に評価できるとのことでした。

[中嶋農法]
中嶋農法は創始者の中嶋常允が長年の研究によりたどりついた2つの基本技術です。
1つ目は、土壌診断に基づく健全な土づくりの技術。
2つ目は、作物の健全な生育を維持する為の生育コントロール技術。
ということです。
微量要素とは、作物体内に約0.1%以上存在するものを多量要素、0.01%以下のものが微量要素です。
多量要素には窒素、リン酸、加里の3大要素と、マグネシウム(苦土)、カルシウム、硫黄などです。
微量要素にはマンガン、ほう素、鉄、銅、亜鉛、モリブデンなどがあります。
微量要素は、作物の体内で主に代謝酵素の補酵素として働き、生育を活性化する考えです。

[安藤さん]
sa21.jpg
JA退職後、1Haのニラ農家経営。指導員での経験で、ミネラルの研究を自営農場で行い、多くの失敗を乗り越え、ミネラル肥料を開発し、県に登録し、肥料販売まで行うようになりました。
農園で作るニラは、サラダニラのブランドで販売し、関東、関西の大都市圏などで販売されています。
資材提供先は、若手農家が多く、ブランド野菜などホテルに提供しています。また、80過ぎのイチゴ農家が廃業寸前だったとことを、ミネラル資材を使った指導で、単収5トン以上生産を上げられるようになったとのことです。

[使用した感想」
私共も、いろいろ使うかっています。
①稲・・・苗づくり、田植え直後
②イチゴ・・・実を太らせる
③キノコ・・・ミネラルを与えることで、生育がアップ。
④トマト・・・生育アップ

●効果としては、単肥のブレンドで散布できることで、肥料代が安くなる効果もありました。
(今年は、肥料価格高騰で単肥販売を断るとことが多くなっていますが、ある程度の規模の栽培者なら手に入ると思います。また、配合肥料でも構いません)
▲無農薬米の栽培で使用した場合
初期の生育で、稗(ヒエ)の成長が著しく、除去するのに往生しました。散布時期の調整が必要です。
saradanira20.jpg

sadadanira11.png
へ

Comments 0

There are no comments yet.
スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
先端農業技術