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あぶない農業と儲かる農業

放射線照射による新品種開発

2022/10/19
先端農業技術 0
10/19
㈱クォンタムフラワーズ&フーズさんが、量子農業として、中性子線を使って遺伝子複製エラーを人工的に行い、新品種を素早く作る技術を実用化しています。
従来の技術は、放射線(ガンマ線や重イオンビーム)を利用して突然変異を起こし新品種を生み出し、すでに3000種ほど新種登録されています。新品種を作り出すまで、3~5年かかるとされています。
これに対して、中性子線を使うことで、開発期間が上記の1/2になるとのことです。

現在は大強度陽子加速器施設「J-PARC」(茨城県東海村)を利用する。今後はより効率良く実験ができるよう、自社の小型照射器を高エネルギー加速器研究機構(KEK、同県つくば市)と開発中だ。2025年4月ごろに導入することを目指すとのこです。

照射コストが粒来の最大1/172 変異率最大300倍とのことです。

筑波大学を中心に、大阪大学、京都大学、九州大学、茨城大学と提携しているとのことです。


・①「遺伝子組み換え」や②「ゲノム編集」での新品種を作り出す手法もありますが、遺伝子を傷つけ変異を促す③「中性子線変異」技術で生まれた品種の安全性はどうなのでしょうか?

比較すると ①<②<③となると思われますが、今回の記事の③放射線照射(中性子線含む)においても、発がん性のある作物の可能性があるといわれています。

①遺伝子組み換え作物は、発がん性があったり、農薬に強いことで、農薬含有量が多かったり、生態系の変化を起こすことが指摘されています。

花においては、30年以上前から実証されていたようですが、色素の変異はできないという結論もあるようです。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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