FC2ブログ
あぶない農業と儲かる農業

女性だけの農業法人が成長企業に

2021/06/03
農業技術 0
6/3 新規就農の経営者育成 大分の新興企業が研修事業
九州農政局のモデル事業にもなっている女性だけのいろいろな種類のレタス栽培の農業法人
これらの取組みが評価され、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」において全国優良事例に選定され、特別賞(アクティブ賞)を受賞されました。
ウーマンメイク株式会社(以下、同社)は、水耕栽培でリーフレタスを生産・販売する農業法人。代表の平山氏は、課題の多い農業分野において「新時代は女性が創る」との想いを込めて平成28年7月に女性だけで起業しました。
同社では、現在19歳から65歳までの幅広い年齢層の女性17名が働いており、柔軟な勤務体系や3Kを払拭する生産体制で、子育てや介護中の女性でも働きやすい環境をつくっています。また、女性の感性・能力・知恵を最大限に発揮した、消費者ニーズに応えた商品づくりに取り組んでいます。さらに、地元の農業法人との共同生産・販売にも手がけ売上・利益増加を実現しているほか、地域の行事にも積極的に参画するなど地域活性化に貢献しています。
同社が生産するリーフレタスは、大分市の市場に出荷するほか、同町内に空港を有する立地条件を活かし、空輸で関東の首都圏のスーパーに販売するなど独自ブランドで全国へ展開しています。
同社商品のブランド名「”やさいまま”」には、「“優しいママ”のような愛情を込めて育てる」と「“野菜そのまま”の味を届ける」という二つのメッセージが込められており、女性目線のアイディアや細かさがいかされています。
今後は、創意工夫を凝らして農作物の付加価値を高め、女性活躍のビジネスモデルを確立させ全国へと広め、地域経済をも潤すものへと発展させたいとしています。
農業スタートアップのウーマンメイク(大分県国東市)は、水耕栽培で新たに農業に参入する経営者を育てる事業を始めた。必要な栽培技術や経営管理を2年間かけて学ぶカリキュラムを用意し、独立して就農できるよう後押しする。2人の女性研修生が正社員として働き始めており、2022年度以降も最大で新たに3人を毎年受け入れる方針だ。

 事業は大分県の助成を受けて始めた。自身も新規就農者である平山亜美社長は5月20日の開講式で「起業で大事なことは『この仕事に人生をかける』という情熱だ」とあいさつ。県農林水産部の佐藤章部長は研修生に「大分の農業をけん引する経営者に育ってほしい」とエールを送り、国東市の三河明史市長も「用地の手当を含めて応援する。ぜひ市内での就農をお願いしたい」と呼びかけた。
 ウーマンメイクは15年に設立した。立命館アジア太平洋大学(APU、同県別府市)の卒業生で、大阪府出身の平山社長が国東市にIターンして始めた。「育児中の女性が働きやすい職場をつくりたい」と、作業しやすい水耕栽培を採用。リーフレタスやホウレンソウを育て、収穫・梱包までを女性だけでこなす。

 30アールで始まった圃場は現在、80アールに拡大。21年6月期の売上高は約1億円を見込んでいる。起業を目指しているAPU生のロールモデルの一人にもなっている。
 大分県では女性の新規就農者が増加傾向にある。20年度(75人)は4年連続プラスかつ過去最多となった。希望者向けセミナーの開催支援や、更衣室など働きやすい環境整備への助成といった県の事業も奏功している。
1812_woman-4.jpgimg_flow25.jpgwooita1.pngimg_flow20.jpg
へ

Comments 0

There are no comments yet.
スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
農業技術