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あぶない農業と儲かる農業

銀行がわさび栽培に

2020/11/09
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11/9 日経新聞の話題から
・栽培の難しい、わさび。畑わさび、室内栽培わさびなどありますが、山口県の山口フィナンシャルグループ(山口銀行)では、銀行員がわさび栽培に・・・
・農産物では、多くの植物工場で、レタス、パプリカ、トマトなどの野菜が栽培されています。
・ハーブ類などもありますが、隙間産業的な作物栽培はチャンスがまだまだあります。

■ワサビ栽培や英会話教室(山口フィナンシャルグループ)
 10月の秋晴れの下、山口県岩国市で青々とした畑ワサビの苗が植えられていく。作業するのは山口フィナンシャルグループ(FG)傘下の農業法人、バンカーズファーム(同下関市)の「銀行員」だ。三草宏樹さん(29)と笹木将徳さん(30)はスーツに革靴の生活だったが、社内公募に手をあげ6月からは作業着に着替え農作業に汗を流す。「やった結果が目に見え、やりがいがある」と日に焼けた顔をほころばせる。11棟のビニールハウスで畑ワサビを栽培し、2021年の初夏に7トンを収穫し加工メーカーなどに販売する計画だ。沢で育てる水ワサビは育成に2年ほどかかるというが、畑ワサビはハウス内で冬場も温めるため4分の1の半年ほどで安定的に生産できる。主に茎の部分がチューブ入りワサビの原料になる。
 山口県は全国でも有数のワサビ産地だった。ところが、生産者の高齢化や担い手不足で需要はあるにもかかわらず生産量は激減していた。植木智規社長(42)は「世界的な和食ブームもあり、勝算はある」とそろばんをはじく。23年度の黒字化をめざしている。生産データを集め、新規参入者に提供できる経営手法も確立する。銀行が持つ様々なネットワークで販路を開拓し、地域が抱える課題の解決にもつなげたい考えだ。

・大阪では、ATMコーナーで野菜販売(大阪シティ信用金庫)
 大阪シティ信用金庫(大阪市)は10月、ATMコーナーに野菜の無人直売所を設けた。約2平方メートルの場所に旬の野菜が7~10種類並ぶ。水ナス、春菊など大阪府内の特産品や、京都府と兵庫県にまたがる丹波地方の黒枝豆、栗などが並ぶ。コロナ禍で来店客が減るなか、普段信金を利用しない人たちにも足を運んでもらうのが狙いだ。本店を含む大阪市内の3店舗で実施した。
 野菜の直売所を運営するYACYBER(ヤサイバー、大阪市)と連携。商品は毎朝、生産者が直接運び込む。購入者はスマホでヤサイバーのウェブアプリを使い、QRコードを読み込んで決済する。現金の場合は備え付けの箱に入れる。無人直売所は盗難のリスクがあるが、金融機関のため監視カメラが設置され防犯対策はばっちり。1日の平均売上高は1カ所あたり約2万円という。
 ヤサイバーの唐沢太郎社長は「ここなら室内で、空調が利いているので商品が傷みにくい」と利点を話す。仕事帰りに立ち寄ったというお年寄りは「ATMコーナーで野菜が買えるなんて思わなかった。前回買ったサツマイモがホクホクしておいしかったからまた来た」と笑う。直売所は8日までの約1カ月間、試験的に実施した。来店客数や利用者の声を検証して、今後の展開につなげたい考えだ。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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