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あぶない農業と儲かる農業

太陽光+農業検証

2017/09/25
営農発電 0
9/25 
先週から、太陽光シェアリングの相談が・・・
・大型のプロジェクトから、小型までいろいろ増えてきております。
・市町村の認可制で、事業の継続性がないと、更新されませんので、しっかりとした計画が大事です。
・海外においても、発電+農業は、安定収益を確保できる手段として利用されております。
 ただ、農業先進国のオランダでは、モデルはあまりありません。
 ドイツでは、木質バイオ発電+農業で地域活性化が一時うまくいきましたが、資源枯渇で苦しくなっています。
・日本では、農業者が売電利益と農業生産で収益が増える手段になれば、いいことですが、最近活発になったことと、地域・作物・栽培方法など、調査が必要です。
・ここにきて、少し面白うかなと思うのが、事業者が農地に発電施設を作り運営する代償として、ビニールハウスを建設してくれる場合があるということ。これなら、太陽光の利益はありませんが、少し弱い光で栽培できる作物の、ハウスが無料で手に入ります。
1反=800~1000万円のビニールハウスが、自前で持てますので、何かしら農業収益の増加の計画が立てられるかもしれません。事業主体でないため、リスクもありませんので、面白い取り組みになるのでは・・・

以下、少ないですが、実例を
sn2.jpg
ビニールハウスの上に、ソーラー発電、可動式の場合、パネルの角度が調整でき、野菜も半日蔭作物など栽培できます。
sst.jpg
田んぼの上にソーラー発電
田んぼが区画されているようにみえますが、上のパネルの影です。
稲も、最大日射量(光飽和量)は、多くなくてもいいので、育ちます。(実験導入です)
sn.gif
畑にソーラー発電
下では、ハーブや薬草などが栽培できます。
aas.gif
先日の宮城県の大型キクラゲ施設
キノコは暗いところが好きですので、暗室にすると、ほとんどのキノコが栽培できます。


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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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