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あぶない農業と儲かる農業

連作障害の改善と漢方農薬

2017/07/11
有機農業・資材 0
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「花咲きホルモン」資材のOAS養液で、連作障害や塩土などのは土壌障害は克服できますが、土壌そのものを改善するものではありませんので、定期的に土壌の改良をすることが望ましいと言えます。
 OAS養液では、3年経過しても通常収穫できますので、農地は計画的にローテーションを組み改善作業することができます。
連作障害は、大きく分けて、「土壌病害」「線虫害」「生理障害」があります。
・土壌障害は、同じ作物を連作すると、土壌微生物が偏って 青枯病 萎黄病 つる割病 根こぶ病などの障害がでやすくなります。
・線虫障害では、根を腐らせたりする「ネコブセンチュウ」や「ネグサレセンチュウ」など悪玉線虫が多くなります。
・生理障害とは、土の中の特定の養分が過剰になったり不足し(多くは過剰)、植物の代謝が悪くなることです。

そこで、微生物資材などを投入し、残留化学物質を微細化、分解、発酵、合成させ、残留している過剰化学物質を、溶かして無機質に近くすることで、植物が吸収しやすくすると同時に、有用微生物を増やすことで、線虫も抑制します。

・肥料には、①有機肥料、②化学肥料と、③無機肥料があります。
①は、堆肥や枯れ葉、有機物を発酵させた肥料 化学肥料より遅行性です。
②は、一般的な工業生産された肥料。植物に対して速攻性があります。
③は、鉱物から精製された肥料で、商品名では、「普通肥料」とかの記載もあります。成分も安定しており、植物が吸収しやすい物質です。
この中で、土壌障害の原因になるのは、②のみです。
 即効性があるために、多量投入することになり、残留成分が残り、上記の土壌障害がでやすくなります。

また、無農薬栽培では、漢方農薬を利用します。


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これは、松脂と微生物混合の資材、有機JAS適合資材です。
松脂の成分は、害虫が食べると食欲不振から、生殖活動低下となり、遅行性の漢方農薬となります。
また、生育促進、植物活性の効果があります。
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漢方生薬で日本唯一の農水省農薬登録を取得。芝・バラ・イチゴの植物生長調整剤として取得しています。
農水省登録品 第17851号
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アルム純EXに保護作用の高い生薬エキスを添加し、単独施用での予防・発症抑制に効果 があります。
山形大学農学部においても稲の重要病害であるイモチ病・紋枯病に対しての抵抗力・拡散抑制には明確な効果が検証されています。
この商品は有機JAS認定を受けています
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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