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花咲かホルモンとOAS

2017/07/10
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7/10 花咲かホルモンとOASホルモン
奈良先端科学技術大学院大や横浜市立大学で研究されている「花咲かホルモン」
最近では、横浜市立大学准教授の辻寛之が、解明したとの発表もありました。
花を咲かせるホルモンとその機能の解明でした。葉で作られたホルモンが、茎に移り、花を掲載する仕組みです。

これに対して、天然ホルモンは、植物のカルス(未分化細胞)増殖させるもので、いわば植物のIPS細胞のようなものです。
・特徴は、①細胞分裂の促進、②栄養成長期の活性化、促成効果、③生殖成長期の活性化です。
機能的には、未分化細胞を、その植物の置かれた環境と生育時期に於いて、必要な細胞を増殖、もしくは変化させ環境に適応させる働きがあります。
・例えば、日照不足の時期なら、クロロフィルの増殖による光合成促進
障害のある土(塩土、連作障害の土など)では、主根の増強、や適応
・次に、抽出ホルモンには、(A)細胞増殖と生殖活動増強、(B)抑制効果 の2種類があり、これを効果的に調合することで、ピンポイントの効果も得ることができます。

・抑制効果には、栄養成長を抑制し、それ以後生殖活動に専念させる効果があります。
・また、2種類のホルモンを、混ぜた直後は、特に優れた効果が現れます。 
この技術は、単位収量を2倍上にあげることができるものですが、慣行農法の概念をこわす、栽培方法であっため、多くのJAを指導し成功したにも関わらず、現場での実用には拒否反応でした。(導入することで、資材の売り上げが落ちることも原因だったようです)
行政も、慣行農法の考えから脱却できずじまいでした。
その間、協力的であったのが厚生労働省関係の機関、「福祉と農業」モデルで、成功し、新聞掲載もありました。
しかしここにきて、国内では、ようやくJAなども、JA解体後の展望もあって、拒否から中立になっています

・花咲かホルモンの米国サイエンス誌での発表や先日の新聞記事もあり、OASホルモンにも、国内・海外からも問い合わせが、多数きているとのことです。

[以下、花咲かホルモンの説明]
花を咲かせる植物ホルモン「フロリゲン」が花芽以外のジャガイモの形成にも役立つなど多機能な性質があることがわかってきた。その多機能性に関連してフロリゲンとともにDNA上に結合して働くタンパク質「FD」にもポプラの成長を促進するなど重要な機能があることが、奈良先端科学技術大学院大学(学長:小笠原直毅)バイオサイエンス研究科植物分子遺伝学研究室の辻寛之助教、(故)島本功教授、スウェーデン農業科学大学・ウメオ植物科学センターのRishikesh P. Bhalerao(リシケシュ・バレラオ)教授らの共同研究で初めて発見された。FDは夏の間にフロリゲンとともにポプラの成長を促進し、秋以降はフロリゲンとは独立して低温耐性の獲得に働くというもので、多機能性の謎を解くカギになると見られる。
花咲かホルモン01
花咲かホルモン02

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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