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あぶない農業と儲かる農業

農業構造の変革と先進技術導入

2017/07/07
就農・研修 0
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・農業の高齢化は、刻々と進んでいます。
 先週も、新規就農の方のために、数日空きビニールハウスを探していましたが、高齢を理由に農業をおやめになる農家がどこも多いのが現状です。それに代わり、意欲のある農業法人が、農地利用の担い手になってきています。
 農業法人は、農業というより、農産物を生産販売する企業です。雇用関係もしっかりしており、なんといっても事業の継続性があります。
 政府の政策は、農家のグループ化や、企業と農家のコンソーシアム(2つ以上の個人や団体の組み合わせ)や、6次産業化を推進しています。一部では成功モデルが出現していますが、やはり、農業法人の方が、事業推進が明確なことで、拡張・拡大の勢いがあります。どの地域も、離農予定の農家は、拡張意欲のある農業法人に農地を管理・利用してもらいたいと、相談が多いようです。

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農林水産省資料より


以下本日の日経産業新聞より
農村に畑が広がる光景を想像してみる。上空を飛ぶドローン(小型無人機)が作物の葉の色を診断し、その情報を地上のロボットトラクターに伝える。運転席に人を乗せずに走行できるロボットトラクターは、養分の不足しているところに多くの肥料をまき、養分が足りているところは少ない量でとどめる。
 ドローンはまた、人工知能(AI)の技術「深層学習」によって葉の色から害虫が付いているかどうか、病気にかかっているかどうかを診断する。農薬のタンクを積んでいるので、必要に応じて降下し、害虫がいる場所にピンポイントで散布する。
 モノが連動しながら意思を持ったように動き、人の代わりに農作業をする。あらゆるモノがネットでつながる「IoT」、AIやロボット、ビッグデータ解析などの技術の進展により、こうした世界が十分、実現可能になってきた。日本の農家はこれまで新技術の導入に積極的とはいえなかったが、そうした状況は数年のうちに変わる。先進的な技術は次々に現場に取り入れられていくだろう。
 最大の理由は農業の世界で「構造調整」が始まることだ。背景にあるのは農家の高齢化。世界的にみて日本の農家の平均年齢は圧倒的に高い。農林水産省が5年ごとにまとめる「農林業センサス」をみると、数年内に農家の平均年齢は70歳になる。これまでの傾向だと70歳は農家が実質的に引退する年齢だ。
 こうして「大量離農」の時代が訪れる。過去、日本の離農政策は「浮かんでは消え」を繰り返してきたが、自然減によってようやくその状況が生まれる。辞めていく農家のほとんどは農業以外の所得に頼り、経営意識の低い零細な農家。彼らが離農することで、農地は経営意識の高い農家や農業法人にだんだんと集まるようになる大規模な農地をすべて人手で管理するのは困難なため、その一部を補う手段として先進技術を迎え入れる素地が整う。
 日本の農業は衰退産業とされてきた。2015年の農業産出額は1980年の7割ほどだ。ただ、大量離農は事態が変わる兆し。時を同じくして到来した技術革命の波にどれだけ乗れるかは、生産性の向上や農産物の価値の新たな創造と密接にかかわってくる。さらに医療や福祉、環境など他産業と融合させ、その概念を塗り替えることにもつながる。日本の農業が技術とともにどう変わるか、報告していきたい。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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