アイメック農法推進?
6/26 アイメック農法
島根の援農隊、アイメック農法で普及活動
・全国数カ所で、アイメック農法というフィルム栽培で、トマトなどを栽培しています。
・1反=300坪=10aで、3000~4000万円の導入コスト+指導料
メリット・・・糖度の高いトマトができる。
衛生管理に優れているのでパートが集まりやすい。
収穫量が多くないため、栽培管理が楽。
トマト栽培の研修を受けずに、就農可能。
デメリット・・・導入コストが非常に高い
収穫量が、他の栽培方法より、かなり落ちる。
高価格での販売が確立しないと、黒字化できない。
・[主観]
黒字化になるのに、5年以上かかる可能性があり、一般の方や普通の企業では、困難が多すぎます。
誠和のトマト工場はさらに高い1反=1億円ですので、これよりは購入コストは安いですが、販売をしっかしないと、いけません。
〇トマト栽培でいいと思うのは、
①ハウス・樽栽培システム・・・ワイン樽のような器に、4本のトマト株を植えます。土耕より収量があがります。低コストです。
②ハウス・ココバッグシステム・・・ブロック型のバッグに、ヤシ殻などの有機培地での栽培です。①より少し低コスト
③ハウス・土耕栽培・・・導入コストは一番安いですが、連作障害など土壌障害があり、3年程度で収量が下がります。
島根の援農隊、アイメック農法で普及活動
・全国数カ所で、アイメック農法というフィルム栽培で、トマトなどを栽培しています。
・1反=300坪=10aで、3000~4000万円の導入コスト+指導料
メリット・・・糖度の高いトマトができる。
衛生管理に優れているのでパートが集まりやすい。
収穫量が多くないため、栽培管理が楽。
トマト栽培の研修を受けずに、就農可能。
デメリット・・・導入コストが非常に高い
収穫量が、他の栽培方法より、かなり落ちる。
高価格での販売が確立しないと、黒字化できない。
・[主観]
黒字化になるのに、5年以上かかる可能性があり、一般の方や普通の企業では、困難が多すぎます。
誠和のトマト工場はさらに高い1反=1億円ですので、これよりは購入コストは安いですが、販売をしっかしないと、いけません。
〇トマト栽培でいいと思うのは、
①ハウス・樽栽培システム・・・ワイン樽のような器に、4本のトマト株を植えます。土耕より収量があがります。低コストです。
②ハウス・ココバッグシステム・・・ブロック型のバッグに、ヤシ殻などの有機培地での栽培です。①より少し低コスト
③ハウス・土耕栽培・・・導入コストは一番安いですが、連作障害など土壌障害があり、3年程度で収量が下がります。
④ロックウール・システム・・・無機培地です。土や有機培地より味が薄くなりますので、加工用トマト向きです。多くのトマト栽培の植物工場で利用されています。ストレスかけて糖度を上げることは可能ですが、収量は落ちます。
・フィル栽培で成功しているのは、知り合いの宮崎のわそう農園さんです。販売がとてもうまく、拡張しておられますが、拡張はなぜかフィルム栽培を導入せず、ココバッグ栽培のみです。社長曰く、栽培技術が上がれば、多く収穫できる方がよいとのこと。このあたりが答えだとおもいます。

フィルム栽培です。

衛生的な管理施設です。作業も楽です。

栽培は、このように棚を作らず、天井からつるす方法で、高度な棚栽培の技術は必要としません。
企業の農業参入の支援を手掛ける農援隊(島根県出雲市)は異業種の参入支援を全国で拡大する。同社の展開する高品質の作物を育てる農法に対し、企業の引き合いが強まっている。東京都大田区と連携して同区の中小企業向けに参入支援を本格展開し、栽培技術の向上に取り組む。その後、首都圏で事業を拡大することを目指している。
農援隊はビニールハウス内で特殊なフィルムを使って高糖度の野菜などを栽培する「アイメック」と呼ぶ農法を使い、2009年に農業参入支援事業を開始。これまで中四国や関西など西日本を中心に合計で50件の参入支援を手掛けた。
首都圏での展開は、昨年に開設した東京オフィス(東京・大田)を活用。大田区から農業参入を目指す同区内の中小製造業などの紹介を受ける。
東京都の外に所有する土地で野菜栽培を計画している企業から、すでに引き合いが来ているという。
東京工業大学などとビニールハウス内での栽培技術向上を目指した共同研究も近く始める。高い技術力を持つ区内の中小企業と水や肥料を送り込む栽培装置の効率化に向けて技術協力することも視野に入れる。大田区産業振興協会は「農援隊との協業で区内の中小企業の農業関連技術が高まることを期待したい」としている。
17年3月期の売上高は2億円。首都園などでの事業拡大により、3年以内に累計で70件以上の農業参入支援を目指す。3年後をめどに、年間売上高を3億円に増やす目標を掲げる。
農援隊では、事業開始当初に多かった建設、鉄鋼、医療機器などの中小企業に加えて、最近はホテルなどの宿泊業やスーパーなどの小売業、福祉施設などが増えている。
農援隊の小豆沢斉社長は「農業参入で消費者に『環境にやさしい』というイメージを打ち出したい企業が増えている」と説明する。取引先の経営安定のため、農業参入を促す地方銀行などからの仲介も多いという。
農援隊は09年、島根県職員だった小豆沢社長が中心になり設立した。農業参入用の設備提供やコンサルタント料などで事業収入を得ている。
▼アイメック 農業技術会社のメビオール(神奈川県平塚市)が開発した農法で、農援隊が使用許諾契約を結んで事業展開する。ビニールハウス内で培土を特殊フィルムで覆い、必要な水や養分だけを吸収させて栽培する。通常よりも糖度が最大で3倍程度高いトマトなどが生産できる。
トマト栽培の設備導入費は、1000平方メートル程度のハウスに設置した場合で3000万~4000万円。別途コンサルタント料や必要に応じた追加の指導料がかかる。