京都に世界最大の植物工場
先週末、事業部長さんから当方に、お電話がありました。
世界一の規模の準備中とのこと、太陽光型は検討したが、LED型中心でいかれるとのこと。
(株)スプレッド、自動化システムを導入した世界最大規模の植物工場が着工
2017年5月23日 by 編集部 in 人工光型
リーフレタスにて日産2万1千株の生産規模を持つ完全人工光型植物工場を運営する株式会社スプレッドは、京都府木津川市にて、次世代型植物工場「テクノファームけいはんな」を着工した。
新たな施設は2017年末の完成を予定しており、単一のレタス工場としては世界最大級の生産能力(日産3万株)を持ち、栽培工程の自動化を実現した植物工場となる。
スプレッドは、2007年から植物工場の「亀岡プラント」(京都府亀岡市)を運営。日産2万1千株のレタス生産を行い、『ベジタス』ブランドで全国約2,200店舗のスーパーマーケット・小売店で販売してきました。
2013年には、植物工場事業では困難と言われた黒字化を達成。そして2014年より、これまで培ったノウハウを生かし、グローバル展開を見据えた次世代型植物工場『Techno Farm(TM)』の開発を進めてきました。
『Techno Farm(TM)』では、「低コスト」「環境対応」「グローバル展開」をテーマに、国内の設備機器メーカーと共同で自動化栽培や水のリサイクル技術、環境制御技術、植物工場専用LED照明開発やIoT技術のイノベーションを実現。オペレーションコストの削減と環境負荷の軽減に成功しました。
『Techno Farm(TM)』の世界第1工場となる「テクノファームけいはんな」は、2017年12月の完成、2018年以降の稼動を予定。
日産3万株のレタスを生産し、『ベジタス』ブランドとして全国に出荷します。さらに、研究開発に特化した施設も設置します。
◆新工場の概要
名称 : テクノファームけいはんな
所在地 : 京都府木津川市木津川台9丁目5-5
工場タイプ : 人工光型植物工場(研究開発施設含む)
敷地面積 : 11,550平方メートル
建物面積 : 3,950平方メートル
構造 : 鉄骨造 2階建て
生産品目 : リーフレタス
生産能力 : 3万株/日
建物完成 : 2017年12月予定
稼動および出荷: 2018年以降
◆『Techno Farm(TM)』について
『Techno Farm(TM)』とは、天候に左右されることなく安定的な生産が可能である従来の植物工場に、スプレッド独自のイノベーションを融合して生まれた、次世代型植物工場です。この度、さらにグローバルな事業展開を目指し、『Vegetable Factory』から『Techno Farm(TM)』に名称を変更しました。
<イノベーション>
オペレーションコストの削減、環境負荷の軽減に成功
(1) 自動化栽培
人的負荷が大きい栽培工程(育苗~収穫)を自動化し、人件費を50%削減(※1)
(2) 水のリサイクル技術
栽培に使用する水をろ過・循環させ、水のリサイクル率を98%に向上(※1)
(3) 環境制御技術
温度、湿度、風速、光量など栽培棟内の環境を均一化
(4) 植物工場専用LED照明
植物工場での野菜栽培に特化したLED照明を自社開発。電力消費量を30%削減(※2)
(5) IoT技術
栽培、生産のビッグデータを収集し分析を行うことにより、遠隔での集中管理が可能
※1 当社亀岡プラントとの比較 ※2 従来LED照明との比較



世界一の規模の準備中とのこと、太陽光型は検討したが、LED型中心でいかれるとのこと。
(株)スプレッド、自動化システムを導入した世界最大規模の植物工場が着工
2017年5月23日 by 編集部 in 人工光型
リーフレタスにて日産2万1千株の生産規模を持つ完全人工光型植物工場を運営する株式会社スプレッドは、京都府木津川市にて、次世代型植物工場「テクノファームけいはんな」を着工した。
新たな施設は2017年末の完成を予定しており、単一のレタス工場としては世界最大級の生産能力(日産3万株)を持ち、栽培工程の自動化を実現した植物工場となる。
スプレッドは、2007年から植物工場の「亀岡プラント」(京都府亀岡市)を運営。日産2万1千株のレタス生産を行い、『ベジタス』ブランドで全国約2,200店舗のスーパーマーケット・小売店で販売してきました。
2013年には、植物工場事業では困難と言われた黒字化を達成。そして2014年より、これまで培ったノウハウを生かし、グローバル展開を見据えた次世代型植物工場『Techno Farm(TM)』の開発を進めてきました。
『Techno Farm(TM)』では、「低コスト」「環境対応」「グローバル展開」をテーマに、国内の設備機器メーカーと共同で自動化栽培や水のリサイクル技術、環境制御技術、植物工場専用LED照明開発やIoT技術のイノベーションを実現。オペレーションコストの削減と環境負荷の軽減に成功しました。
『Techno Farm(TM)』の世界第1工場となる「テクノファームけいはんな」は、2017年12月の完成、2018年以降の稼動を予定。
日産3万株のレタスを生産し、『ベジタス』ブランドとして全国に出荷します。さらに、研究開発に特化した施設も設置します。
◆新工場の概要
名称 : テクノファームけいはんな
所在地 : 京都府木津川市木津川台9丁目5-5
工場タイプ : 人工光型植物工場(研究開発施設含む)
敷地面積 : 11,550平方メートル
建物面積 : 3,950平方メートル
構造 : 鉄骨造 2階建て
生産品目 : リーフレタス
生産能力 : 3万株/日
建物完成 : 2017年12月予定
稼動および出荷: 2018年以降
◆『Techno Farm(TM)』について
『Techno Farm(TM)』とは、天候に左右されることなく安定的な生産が可能である従来の植物工場に、スプレッド独自のイノベーションを融合して生まれた、次世代型植物工場です。この度、さらにグローバルな事業展開を目指し、『Vegetable Factory』から『Techno Farm(TM)』に名称を変更しました。
<イノベーション>
オペレーションコストの削減、環境負荷の軽減に成功
(1) 自動化栽培
人的負荷が大きい栽培工程(育苗~収穫)を自動化し、人件費を50%削減(※1)
(2) 水のリサイクル技術
栽培に使用する水をろ過・循環させ、水のリサイクル率を98%に向上(※1)
(3) 環境制御技術
温度、湿度、風速、光量など栽培棟内の環境を均一化
(4) 植物工場専用LED照明
植物工場での野菜栽培に特化したLED照明を自社開発。電力消費量を30%削減(※2)
(5) IoT技術
栽培、生産のビッグデータを収集し分析を行うことにより、遠隔での集中管理が可能
※1 当社亀岡プラントとの比較 ※2 従来LED照明との比較



