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あぶない農業と儲かる農業

農業法人2222

2017/03/06
農業法人 0
植物工場について
企業の経営者の方が、農業に参入したいとの声がよくあります。
当方にも、いろいろなところから、相談があります。
農業に参加したいが、同参入したらいいか?など初歩的な相談が多いです。
しかし、本気で参入したいところは限られるのが現実です。
障がい者施設さんも、相談がありますが、施設により検討項目がいろいろあるようです。

農地、制度、販売、栽培品目、施設、設備、栽培技術、あと資金などお話しすると、「なかなか、大変ですね。」との声。
得意な分野から参加されるといいですよとお答えしています。
・流通の得意なところはそこから、ITの会社は機械・設備の制御から、関連するものがあれば6次産業化から入ることもできます。

・ある程度の資金があれば、小規模の効率的な植物工場がよいモデルだと思われます。
栽培工程=加工工程のようですが
 
種=仕入れ → 栽培=加工 → 収穫物=商品 → 出荷
 
いったん、販売契約を結ぶと、安定的に納品する義務がありますが、一般製品の製造のようにはいきませんので、失敗するところも多いのが現実です。
2年ほど前から和田になっているグランパ(神奈川本社)の植物工場には、日立製作所、日揮、カゴメなどの企業が出資しています。ここは成功モデルですが、植物工場の経営破たんも多くありました。
原因は、栽培技術者の経験不足・技術不足が主です。
しかし、最近の天候不順などにより、再び参入を予定している企業が多くなっているそうです。(大手メーカーさん)

中国産コメの混入問題の記事があった週刊ダイヤモンドの記事に法人参加の記事がありました。
<週刊ダイヤモンド2/18号より>
noujin.png
昨年までで、農業参入した会社は2222社です。
houjin2.png
食品関連や建設業、卸・小売業などのほかNPO法人も参入しています。
企業による参加には、食糧危機意識があるとのことです。

個人の農業参加についての、就農マニュアルなる記事もありましたので、次回また触れます。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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