米の値段




年末から、農家さん数件の依頼で、ホームページ、パッケージ、シール、名刺、マーケティング調査など受けました。
知り合いのサークル主催者と通じて、若い方及び主婦のサークルにて、アンケートを取らせていただきました。
また、米の値段も調べたのですが、最高値/最安値等、消費者アンケート調査自分なりにまとめました。
こしひかりを中心にした場合、
最安値 340円/1Kg
最高値 999円/1Kg
慣行栽培(普通栽培)、特別栽培(農薬使用が慣行の5割以下/もしくは不使用)の区別はなし。
また、福岡県内の高値がつく農家に取材に出向き調べたところ、933円/1Kgが最高でした。
高値を維持している農家は、特定の団体が年間契約されていました。
数十名程度の調査でしたが、若い方の米離れは、確かにあると実感しました。
■では、若い方の米に関する感想 中心値 50名程度
(1)1週間単位では、一番食べている。
(2)自分で、炊くのがめんどくさい
(3)スーパーで、買ったら高い
(4)食べたら、太ると思う
■若い方の食生活 1週間比較 中心値 50名程度
ごはん(米食) 6回~12回
パン 7回~10回
麺類 7回~ 9回
粉もの&おかず中心(ピザ、お好み焼き等) 3回~5回
■スーパーの買い物客 主婦(20代から50代)30名程度
お米についてのアンケート 口頭にて
(1)お米は主食・・・9割
(2)お米のこだわり有無・・・・有り7割 無し2割
(3)選ぶ基準・・・・
1 価格 2 ブランド 3 食べ比べ 4 その都度
(4)お米について
子供が小さいうちは、無農薬米を食べさせたい アトピーなどアレルギー体質になってほしくない
■感想
・若い方は、結構米食べている。
・麺類・粉もの主食となっている。
・コンビニ等でお手軽に、買えるので、米もコンビニ弁当やおにぎり、外食チェーンなどの場合が多い。
また、ネット検索では、少し前の農水省、博報堂及びアサツーDKの資料によると
60歳代のコメ離れも顕著・・・戦後のパン給食の影響も、
若者は、米に回帰している傾向もみられる。
若者は、手軽さ/安さが第一・・・ラーメン、おにぎり、パン(外食より、コンビニ等の買い物が多い)
いろいろ、面白いことが分かりました。
好みや選択の多様化が可能となったことが、原因のようです。
簡単になんでも手に入るので、選択もその都度できる。
食べ物なら、お酒離れ、魚離れ(めんどくさい)、ガム離れ(咬むのが面倒)、果実離れ(めんどくさい)、和菓子離れ、
映画やパチンコもそうです。
どの販売業種でも、消費者のニーズを探ることが、大事です。
■その結果米に関して、一番 関心のある客層は、
小さいお子さんを持つ、主婦だと実感しました。
(ホテル・飲食業など飲食業を除く)
子供を持つ母親のニースをつかむのが、大事だと確信しました。
その、ニーズでマッチングするものは・・・・・
次回掲載します。