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あぶない農業と儲かる農業

オーガニック商品が人気増加

2017/01/06
有機農業・資材 0
1/6気になった記事 日経MJより
「オーガニック」商品なぜ伸びる?――健康志向、節約せず、化粧品やベビー用品にも。
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 「有機」「オーガニック」
をうたう食品や化粧品を扱う店が増えています。昨年は東京都心に大手流通業が専門店を開業しました。農薬や化学肥料を原則として使わずに栽培するので価格は高め。節約志向が強いとされる今、なぜこうした商品が広まっているのでしょう。消費花子さんが石鍋仁美編集委員に聞きました。
 花子さん うちの近所のスーパーにも最近、有機野菜コーナーができました。専門店もあるのですか。
 石鍋さん 新しい例では2016年12月、イオンがフランス企業と合弁で東京・麻布十番に開いた「ビオセボン」がそうです。有機の農産物や加工食品、輸入ワインや化粧品を扱っています。ビオとは仏独などで有機栽培品を指して使われる表現です。イオンは有機認証を受けた商品だけのプライベートブランド(PB=自主企画)も創設しました。
 大阪市でも昨年6月、ライフコーポレーションが通常店を改装し、自然派食品の品ぞろえを充実させた新業態「ビオラル靭店」を出店しました。専門企業の店以外にも買える場所が増えているわけです。
 動きがあるのは小売店だけではありません。食品宅配大手のオイシックスと大地を守る会(千葉市)は昨年末、17年秋をめどに経営統合すると決めました。らでぃっしゅぼーや(東京・新宿)を抜いて有機野菜の宅配では最大手になる見込みです。統合の背景には市場の活性化があります。
 花子さん いろいろな企業が有機市場に注目しているのですね。
 石鍋さん 昨年11月には東京国際フォーラム(東京・千代田)で「第1回オーガニックライフスタイルEXPO」という展示会も開かれローソンなどがブースを出店しました。有機やオーガニックというと食品を連想しがちですが、このEXPOでは化粧品や衣料品の展示も目立ちました。
 矢野経済研究所の調査では「自然派・オーガニック化粧品」の市場は年々拡大しています。低価格志向といわれる中でも、15年度の市場規模(メーカーの出荷金額ベース)は前年度比で6・0%増。通販や専門店での販売が好調だったようです。今後も市場は拡大すると予測しています。
 花子さん なぜ有機商品が伸びているのですか。
 石鍋さん 最大の理由は消費者の健康志向の拡大です少子高齢化の進行で、もともと健康関連の消費意欲の旺盛な中高年の人口が増えてます。また少子化で数少ない子供を大事に育てたいと現代の親は考えています。そのため健康にプラスというイメージがある有機食品や、肌への刺激が少ないとされるオーガニックコットンを使ったベビー用品の需要も伸びました。
 また女性誌の売り上げの推移からもわかるとおり、外見に関する女性の関心が「服」から「美容」へ移っているのもオーガニック市場を支えています。服代は節約しても、肌に優しい化粧品はほしいという心理がこの種の化粧品への関心につながっているわけです。
 花子さん 消費者の変化が新しい市場を生んでいるのですね。
 石鍋さん 生産者側にも利点があります。日本の産業界、とりわけ農業は、今後、輸入品に対抗するためにも、高い付加価値の農産物を生産しなければなりません。有機農産物はその有力な手段の1つです。
 農林水産省も有機市場を育成する方針で、「無農薬」「減農薬」など、まちまちに使われていた用語にガイドラインを定め、有機食品の日本農林規格(JAS)も設定し、消費者が混乱しないようにしています。
 特に途上国などの場合、農薬を大量に使う従来の栽培に比べ、有機農法は農業従事者の健康にもプラスです。そうした社会的な側面も付加価値として認識され、有機農産物の受け入れにつながっている面もあります。こうした背景を考えれば、一時のブームではなく、大きな流れと言えるのではないでしょうか。

 有機食品やオーガニックコットンの服は、かつては限られた専門企業の店でしか購入しにくい商品でした。消費者調査でも関心の高さに比べ、購入した人は少ないという結果になることが多かったものです。「身近で買えない、見かけない」と「価格が高い」が主な理由でした。購入者も「意識が高い」人が主でした。
 ネット通販の普及や大手小売業の本格参入で、買いにくさは解消されつつあります。ライフコーポレーションの新業態店のように手の届く価格設定を意識した店が登場したり、通販大手の統合で効率化が進んだりと、コスト面でも身近なものになってきました。
 米国では有機食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」の成功で既存の小売業もこの分野に参入し、市場は活気づいています。欧州の小売業でも低価格、高級などと並び健康志向というPBの区分けを見ることがあります。日本も似た道を歩む可能性は高そうです。

有機JASの認定を受けた農家の戸数が、都道府県別で最も多いのは北海道、2位は鹿児島県
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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