キクラゲ工場拡張
10/26
日経新聞10/25中国地方版より
当方も、お世話になっている、サンアローさんの記事が出ました。
また、別の菌床会社も、種苗法登録(種の特許です)済みの新品種の栽培をいよいよ開始する運びとなりました。
こちらも、早くも百貨店、デパートから予約が入っている「香りが松茸の椎茸」の仲間です。
某大手銀行さんが、背中を押してくれているのを聞いており、当方にも相談が入っていました。
詳しくは、後日掲載します。本日は、サンアローさんの記事
キクラゲ製造販売のサンアロー(山口県宇部市)は自動菌床製造装置を核にしたキクラゲ栽培システムを開発し、販売する。2017年度から菌床製造装置と栽培ノウハウをセットにしたシステムで提供する。同社はこれまで、実際の栽培は生産者に委託して事業を拡大してきた。菌床製造技術を広く移転できる段階に入ったと判断、システム販売に移行する。
キクラゲの菌床は広葉樹のチップに米ぬかや大豆かすなどを混ぜて直径10センチメートル、高さ20センチメートルの円筒状に固め、フィルムで密閉する。この作業を自動化する装置を開発した。投資額は1億円弱で、日本政策金融公庫と西京銀行の挑戦支援資本強化特例制度による融資などで調達した。
従来の半自動機では日産1250個が限度だったが、これが2倍になる。サンアローでは自動製造装置を自社の菌床製造工程で使用するほか、栽培法、採取法、栽培棟の構造といったノウハウも込みで1億円超で外部に販売する考えだ。
現在サンアローと契約している生産者は関西、名古屋地区の中堅企業を中心に25社ある。45の栽培棟で5万個の菌床から年3トンのキクラゲを生産している。すでに数社からシステム導入の要望があり、順次対応していく。現在は菌床製造が追い付かないために新たな生産者の加入を断っている状態で、システムの需要は大きいとみている。同社では5年後には生産者250社、栽培棟1000棟を目指す。
国内のキクラゲ流通量は年2万7000トン程度で、99%が中国、韓国、台湾産で占められているという。サンアローはチップは長崎と愛媛産を使い、手作業で育成して収穫後の乾燥も天日干しと、品質を重視する。キクラゲは花びらのように成長して柔らかいため、一般のキノコのようにブロワーでゴミを吹き飛ばしたり、機械で仕分けなどをすると崩れて商品にならない。
価格は輸入品が1キロ当たり1000円程度なのに比べ、国産はその数倍はする。「手間がかかるので大手メーカーが手を出さないが、肉質や栄養価など品質は輸入と比べて歴然」(近安裕司社長)という。
同社の商品は高級食材として飲食店、ホテル、加工食品会社に販売している。
キクラゲ栽培システムの販売と並行して、新商品の開発を強化する。本社工場の空きスペースに新工場棟を建設し、鹿角霊芝や自社開発した白色の「シロイキクラゲ」などを生産する考えだ。
サンアローは10年に設立。14年に山口県のやまぐちビジネスプラン評価プロジェクトに選ばれ、宇部市のイノベーション大賞も受賞している。現在の売上高は約1億円。



日経新聞10/25中国地方版より
当方も、お世話になっている、サンアローさんの記事が出ました。
また、別の菌床会社も、種苗法登録(種の特許です)済みの新品種の栽培をいよいよ開始する運びとなりました。
こちらも、早くも百貨店、デパートから予約が入っている「香りが松茸の椎茸」の仲間です。
某大手銀行さんが、背中を押してくれているのを聞いており、当方にも相談が入っていました。
詳しくは、後日掲載します。本日は、サンアローさんの記事
キクラゲ製造販売のサンアロー(山口県宇部市)は自動菌床製造装置を核にしたキクラゲ栽培システムを開発し、販売する。2017年度から菌床製造装置と栽培ノウハウをセットにしたシステムで提供する。同社はこれまで、実際の栽培は生産者に委託して事業を拡大してきた。菌床製造技術を広く移転できる段階に入ったと判断、システム販売に移行する。
キクラゲの菌床は広葉樹のチップに米ぬかや大豆かすなどを混ぜて直径10センチメートル、高さ20センチメートルの円筒状に固め、フィルムで密閉する。この作業を自動化する装置を開発した。投資額は1億円弱で、日本政策金融公庫と西京銀行の挑戦支援資本強化特例制度による融資などで調達した。
従来の半自動機では日産1250個が限度だったが、これが2倍になる。サンアローでは自動製造装置を自社の菌床製造工程で使用するほか、栽培法、採取法、栽培棟の構造といったノウハウも込みで1億円超で外部に販売する考えだ。
現在サンアローと契約している生産者は関西、名古屋地区の中堅企業を中心に25社ある。45の栽培棟で5万個の菌床から年3トンのキクラゲを生産している。すでに数社からシステム導入の要望があり、順次対応していく。現在は菌床製造が追い付かないために新たな生産者の加入を断っている状態で、システムの需要は大きいとみている。同社では5年後には生産者250社、栽培棟1000棟を目指す。
国内のキクラゲ流通量は年2万7000トン程度で、99%が中国、韓国、台湾産で占められているという。サンアローはチップは長崎と愛媛産を使い、手作業で育成して収穫後の乾燥も天日干しと、品質を重視する。キクラゲは花びらのように成長して柔らかいため、一般のキノコのようにブロワーでゴミを吹き飛ばしたり、機械で仕分けなどをすると崩れて商品にならない。
価格は輸入品が1キロ当たり1000円程度なのに比べ、国産はその数倍はする。「手間がかかるので大手メーカーが手を出さないが、肉質や栄養価など品質は輸入と比べて歴然」(近安裕司社長)という。
同社の商品は高級食材として飲食店、ホテル、加工食品会社に販売している。
キクラゲ栽培システムの販売と並行して、新商品の開発を強化する。本社工場の空きスペースに新工場棟を建設し、鹿角霊芝や自社開発した白色の「シロイキクラゲ」などを生産する考えだ。
サンアローは10年に設立。14年に山口県のやまぐちビジネスプラン評価プロジェクトに選ばれ、宇部市のイノベーション大賞も受賞している。現在の売上高は約1億円。



