キクラゲブ-ム?




10/23 きくらげの話
数年前に、キクラゲブームがありました。
現在、第二次国産キクラゲのブームがきているようで、知り合いの複数の会社にも、栽培希望の方が、よく来られたり、相談の連絡があります。
ある程度資本力のある会社さんからも、よくあります。
キクラゲ栽培は、収益面では魅力的ですが、栽培に関しては、少人数で管理する場合は、ハードな作業となります。
・栽培が初めての方の場合は、2~3名が毎日管理して、3000菌床を栽培することから始めるのがいいと思います。
・いったん発芽し始めると、ハウス一周して収穫して回り、もとに戻るともう収穫状態となります。
① 水(霧)が多ければ、成長が早くなりますが、やりすぎると弊害が・・・
湿度は、カビの温床となるので、キクラゲ菌がカビに負ける場合がありますので、その除去管理も必要です。
② 温度、湿度、CO2を研修を受け、適度に制御すれば収穫があがります。
③ 生きくらげの販売先がまだない場合は、乾燥品にする手間が必要です。
④ 出荷先が、複数なら、それに応じたパッケージが必要となります。
・利益を上げるためには、収量が上がる方がいいですが、栽培管理のしっかり行うことが大事です。したがて、少ない菌床数で、栽培技術を磨いて、徐々に増やしていくことが賢明です。

菌床を並べた状態、少し発芽しています。

広がってきました。もう収穫が近いものです。大きなものは、あと数時間で収穫です。

温度は、25℃~30℃当りが適温です。
湿度が高いほど、よく育ちますが、水のやりすぎは注意が必要。うすっぺらになれば、規格外 → スライスにまわさないといけません。
・企業様からの問い合わせも、多くありますが、当方のグループでは、販売先の確保もできており、一括買取もできます。
・事業計画として、仕入れ、栽培諸経費、売上まで、しっかり組むことができます。
・木耳(キクラゲ)は、農業者は農業系融資、その他の方は一般事業として、融資の対象になりますので、取り組みやすいキノコ栽培です。



