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あぶない農業と儲かる農業

きのこの種類と収益性

2016/06/29
きのこ薬草 0

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どのきのこが儲かるか?
 施設の違い、栽培方法、流通によっても異なりますが・・・・

種類 栽培
方法
ランク特徴
椎茸原木林地B山林・水の確保、乾燥施設、重労働の作業有、乾燥椎茸では品質高い
菌床 A菌床の入手容易、同業他社多い、生椎茸の販売が多い 秋から春の栽培
キクラゲ菌床Bアラゲキクラゲ クロ木耳 需要が増えたキノコ、春から晩秋までの栽培
シロキクラゲ 原木 Aシロキクラゲ族シロキクラゲ科のもので一般的なキクラゲとは別種。甘未もの、サラダに利用。アラゲキクラゲのアルビノもあるが、これは光を浴びるとくすんた色がついてくる。(白いキクラゲ)
シメジ瓶菌床大手・中堅キノコ会社が強い。小規模事業者は不向き
エリンギ 瓶菌床同上
マッシュルーム 堆肥菌床菌床入手が特殊 オランダ産か、大手会社からの購入 自家製馬糞菌床も可能
栽培工程など、開示されない部分が多い。
舞茸原木&菌床A’大手が強いが、隙間はあるキノコ 
なめこ原木&菌床大手・中堅キノコ会社が強い。小規模事業者は不向き
平茸原木&菌床A’一定の需要はあるがメジャーではないことで、流通は少ない。

ヤマブシダケ希少キノコ
キヌガサダケ スープ料理での利用が多い


・しいたけ・・・原木は収穫時期が限らており、栽培スキルも必要で、手間がかかります。
 菌床栽培もありますが、100gあたりの卸値が100円以下ではやっていけません。
しめじ、えのきだけ、えりんぎ、なめこ、まいたけ
 大手会社が大量栽培しています。
 フランチャイズで、生産しているところもありますが、設備投資のわりに、卸値が安く廃業も多いのが現状
ひらたけ、マッシュルームなどは、大手の参入は少ないですが、流通が少ないことで、販売力が必要です。
きくらげは、穴場ですが、栽培に手間がかかります。
 しかし、労力と段取りがしっかりしていれば、流通も多いことと、栽培サイクルも高回転できるので、収入を上げやすいようです。
・薬用キノコは高値で取引されますが、販路が少ないため、苦労します。
 最近は、冬虫夏草の栽培もできますが、これも流通が困難
 その点、鹿角霊芝は代替医療の商材としても利用され、製薬会社、健康食品会社のニースが多く、生産量も少ないので、いい菌床が継続的に購入できれば、安定収入も期待できます。
○スーパーに並んでいるキノコ類は、工場生産で大量に生産するので、小規模栽培にむいていません。価格で負けてしまいます。
○特殊なきのこは、流通が狭いため、販売が難しそうです。
○小規模栽培で収入が得られるニッチなきのこは、限られそうです。



きのこA

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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