マッシュルーム栽培




・マッシュルーム栽培は、大手の会社の参入があまりなく、すきまがありそうです。
・とのことで、関係する大手グループでも、オリンピックに向けて現在ハラール用の食材を提供する生産者を募集しておりますが、マッシュルームの確保が足りておりません。
・当方も、新規就農で、ある程度資金が準備できる会社様には、推奨しております。
・キノコ栽培では、「鹿角霊芝の買取保証付き栽培」が、販売の手間がいらずに、まあまあの収益が確保できます。年1回~2回の収穫で、指導通りの栽培をすると、標準収穫量に満たなくても、買い付け保証にて契約時の金額が受け取れます。
・しかし、生産者の立場では、生産の楽しみ、販売、年12期作以上の栽培ができることで、「マッシュルーム」「平茸」「きくらげ」の栽培も人気があります。
・いずれも、施設栽培で生産すると、年6~15期作可能となります。
それぞれ比較すると
・収穫周期で行くと、高回転率①マッシュルーム②平茸③きくらげ
・需要からみると①きくらげ②マッシュルーム③平茸
・利益率からみると①平茸②マッシュルーム③きくらげ
・初期コストからみると安い方から①きくらげ②平茸③マッシュルーム③
・栽培術では容易な順で①マッシュルーム②キクラゲ③平茸
となります。
どれを選ぶかは、生産者の資金力と数年後の計画、人員数、あと好みになります。
■マッシュルーム栽培の長所は
①栽培技術が安定すると、1ケ月で1回以上の収穫が可能となり、生産性が一番高くなります。
通常栽培では20日程度で収穫も可能です。
②洋食・和食とも需要があり、安定しております。
■弱点は、
①収穫回転が速いため、作業員の確保が必要となります。
②馬糞を利用するため、環境問題の解決が先に必要となります。
馬糞堆肥の管理も必要です。購入先の提携も必要です。
③出荷のための作業で、部屋が必要となります。
④施設の温度管理
・・・など、ある程度の資金を準備できることが必要となります。
■会社様が、多角経営をされる場合には、確実に収益が入る事業として、推奨できます。