FC2ブログ
あぶない農業と儲かる農業

枯れると腐る

2015/12/21
有機農業・資材 0
にほんブログ村 ベンチャーブログへにほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立(農林水産業)へ
腐るのは、植物が自然の栄養素から成長したのでなく、化学肥料を吸収して育ったからです。
化学肥料は、即効性がありますが、分子構造が大きいので、植物が吸収するにエネルギーを消費します。
リン、カリ、窒素成分が植物の3大栄養素といわていていますが(現在は増えています)特に窒素成分が問題です。
硝酸態窒素を植物が吸収して、アミノ酸→タンパク質と合成していくのですが、
化学肥料では、合成するエネルギーが不足して、硝酸態窒素が植物に残留します。
大人では、硝酸態窒素を胃で分解もできるそうですが、幼児は危険です。
欧州では、死亡例が多数でてことで、規制が強化されています。
ほうれん草がいい例です、えぐみのあるほうれん草には硝酸態窒素が多く含まれています。
見栄えはいいですが、体に悪いもので、子供が食べたくないというのは、正しい摂理とのことです。
自然界はよくできたもので、子供の頃はピーマン、ほうれん草、にがうりなど苦味のあるものは、好みませんん。
大人になったら、このエグみのあるものは、消化できるので、食べるようになるみたいです。

この硝酸態窒素の残留している部分は植物の弱いところで、腐敗しやすくなります。
また、害虫の好むものです。
害虫はこの悪い部分を食べてくれる生き物で、自然界からみると益虫となります。

一方、腐らず枯れるものは、野山の植物や無化学肥料の植物です。
植物が自然の栄養素で、育った場合は、枯れていきます。

Comments 0

There are no comments yet.
スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
有機農業・資材