無農薬農家
本日、宮崎県えびの市の無農薬農家に訪問しました。
30年間無農薬のお米農家
2代目も育っています。
・品種はひのひかり、醗酵畜糞と、有機物のすきこみの栽培です。
・特に聞きたかったのは、除草が有名な方
くず大豆を、水の張った田んぼに投げこみます。すると大豆の有機酸が雑草の発芽を阻害するようで、草がはえません。
・16年前に、都城市のある農業法人が、田植え前に、大豆を作り、田植え時期で大豆が成熟する前にすきこんでいるのを観察され、ひらめいたとのことです。その後、調査にいったら、鋤きこんだ田んぼには雑草が生えてなかった。
・似たような除草法に、米ぬか投げ込みがあります。
これもためされてたとのこと。当時は、風でぬかが流れたり、顔に直撃したりで大変だった。今はペレットがあるので、使えるでしょうとのこと。
・しかし、大豆のほうが強力ですよ。
「腐敗臭は?」
水が張った状態なら2週間で、溶けてなくなるとのこと。
しかし、風で岸によって浮いたものは、腐敗します。
「その場合の対策は?」
ないです。放置です。少しにおいますが、問題はないとのこと。
「それだけでは、雑草対策はきびしいのでは?」
雑草が出てきたところは、ジャンボタニシを寄せ、水管理で除草します。有機物でも調整しますとのこと。
「販売は?」
全部、個人流通です。
大体、7月までに売り切れます。
「早いですね。売値はいくらですか?」
白米500円/Kg
安い、売れるはずです。
「上げてもうれるでしょう?」
上げてくれとの声もありますが、30年間この価格で頑張っているので、上げたくないし、お客様が少しでも離れるのが本意ではない。息子も頑張ってくれるので、拡張して稼げばいいと思っています。
「顧客の地域は」
地元が少なく、宮崎市が一番、あと福岡、大阪、東京、神奈川と紹介で増えてきています。
特に宣伝はしていません。
早速、購入しました。明日食味してみます。