サツマイモ基腐病2023年は?
サツマイモ基腐病2023年は?
2018年11月に病気が確認されて以来、全国に広がっているサツマイモ基腐(もとぐされ)病ですが、今年のサツマイモの作柄は、対策があることから、落ち着いているようです。
8月31日に、日本いも類研究会といも類振興会は、調査を行い、鹿児島県においては、前年並みとの回答があったとのことです。
対策はサツマイモ苗消毒
サツマイモ基腐病は、糸状菌による感染です。感染した苗を持ち込むことで感染が広がります。また、前年のサツマイモ株の残存から感染する場合がありますので、土壌の消毒も必須です。
①土壌の消毒
サツマイモ基腐の対策は、苗の段階での消毒です。
②苗の消毒
サツマイモ基腐病は、糸状菌による感染です。感染した苗を持ち込むことで感染が広がります。また、前年のサツマイモ株の残存から感染する場合がありますので、土壌の消毒も必須です。
人気焼酎が出荷停止に
いも焼酎の最大メーカーの霧島酒造(宮崎県都城市)では、本年2月より、一部の焼酎製品を出荷停止としております。黒霧島の一部所品を九州以外で出荷を停止にしており、現在も継続しています。
基腐病に強い品種の開発
芋焼酎用に開発されたのが、「みちしずく」。焼酎メーカーでは、この新しい品種での焼酎作りを始めていますが、開発に苦労しているようです。日本人の研究心、根気と執念は優れているので、おいしい商品が出てくるかもしれません。
食用に開発されたのが「べにひなた」です。こちらは、人気品種「べにはるか」と同じく、多収穫で美味とのことです。