超早場米収穫
7/31 宮崎ではもうお米の収穫です
7/28(金)に知人から送ってもらった画像①②です。
[宮崎の稲作](太平洋側地域)
2月から苗の準備
3月に田植え
7月に収穫です。
さらに、自分の知り合いは、このまま2期作をします。
「2期作」とは、昔は小学校の社会でもありましたが、今はないようです。同じ種類の作物を年2回栽培することを言います。同じような用語で「2毛作」がありますが、これは違う種類の作物を年2回栽培する農業です。二毛作の主力以外の作物の生産は「裏作」と言われます。
戦後の食料不足の時期は、活躍しましたが、現在少子化と米離れで、実行しているところはわずかとなっています。
11月に2回目の収穫です。
[2期作米の特長]
・同じ種類のお米でも、えぐみの少ない、上品な味わいのお米になるそうです。契約栽培で、寿司屋、料亭に出荷しています。しかし、全国の収穫の後の出荷となり、価格も安くなるため、2期作米農家は、数えるほどしかないようです。
・宮崎のお米の2期作は、稲刈りをした後、そのまま放置します。すると茎が伸び、また出穂(しゅっすい)して収穫ができます。田植えの作業も不要で、水の管理もほぼ不要です。収穫は11月頃です。
・早場米と時期遅れの米は、お米の品評では、どれだけ品質が良くても「特A」にはランクされることがないのは残念です。
[食料不足の解消の可能性]
・3大穀物は「米」「小麦」「トウモロコシ」ですが、小麦、トウモロコシは連作障害が出ます。しかし「米」だけは連作障害が出ない作物です。田植えの時期の水があれば、栽培できます。水の少ないとことは「陸稲」も可能です。
・東南アジアでは、インディカ米ですが、年3作も行われています。
[お米離れは、GHQの政策?]
戦後、小学校の給食が始まりましたが、パン食と脱脂粉乳が中心の内容でした。小さい頃から、バンと牛乳に慣れたことで、占領下からの政策と思われがちですが、実際は違うようです。米国からの食料不足の支援は、米や綿花があったとのことです。(米国農業の主力品)しかし、戦後の日本では、全国で炊飯をする施設を作るのが困難、綿花は洋服を作る施設が作れなかったようです。そこで、日本政府は、パンなら一カ所で作れ、後片付けも不要とのことで、広がったようです。
画像②コクピットは勿論クーラー装備 猛暑の時期の収穫です。
7月の収穫では必須です。