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あぶない農業と儲かる農業

夏イチゴ栽培に挑戦中

2023/05/09
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5/9 福岡県筑前町の農場でイチゴの栽培を継続しています。近隣のイチゴ農園は、今年は4月の気温があがったことで、GW前に、ほとんど栽培を終了しています。この農場では、今年はここからが勝負です。
昨年、冷温水潅水機械ど導入し、九州大学の先生の指導を受け、試験栽培を行い成功したことで、今年からの夏イチゴの本格生産に入ります。
[夏イチゴの需要は強い]
・夏イチゴの需要は強く、多数の和菓子・洋菓子メーカーさんからお声がかかっており、責任重大です。
・夏イチゴの生産は、イチゴ全体の5%にも満たない状態ですので、安定生産ができれば、納品先にはこまりません。
理論的には、いちごは多年草なので、周年栽培も可能ですが、暑いハウスの中では作業員の健康管理問題が出てきます。
朝方、もっと暑くなれば夜明け前の収穫作業を予定しています。
・試験栽培では、大学の先生や専門家の指導のもと、8月まで成功し、栽培終了しました。10月初めに、新しい苗を定植したのが、2枚の写真です。
・イチゴの適温を超えると、花芽が途切れ、次の年まで実がならなくなるので、温度管理が大変です。このため、遠隔監視システムを導入し、遠隔で冷水供給ができるようにしております。

画像①②5/8のイチゴの様子(朝方収穫後のものです)
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気温が上昇したことで、葉を落とし、花芽が継続するように、管理していますので、4月より樹勢を抑え、生殖活動(花)に栄養が行くように管理しています。
「ソフト+ハードで夏イチゴ]
◎夏イチゴ生産は、温度管理が厳密にできる植物工場での生産もあります。(ハード充実施設での夏イチゴ栽培)
しかし、ここでは、大学の先生の指導で、最先端の栽培技術を主に、それでも冷却装置は必要ですので、導入しました。(ソフト+ハードでの夏イチゴ栽培)

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画像③冷温水潅水装置(特許製品)
ここでは、冷却機能を向上させた製品を導入しています。最大2トンの冷却水を潅水できます。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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