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あぶない農業と儲かる農業

北陸地方の農業

2023/02/08
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2/8 北陸地方の農業
北陸3県は、漁業が盛んですが、農業も特徴があります。
北から富山県は、チューリップが有名で、球根生産が全国2位です。六条麦も2位ですが、農業生産は全国47都道府県中40前後です。
石川県は、お米の生産額が全体の50%で、農産物生産は全国10位前後です。レンコン、松茸が上位の生産です。
福井県は、ラッキョウの生産が全国6位です。
私共が関わった地域は、福井県だけですが、ここではいろいろな話がありました。筆者は、サラリーマン時代に福井市に4年ほど居住しており、北陸3年で仕事していましたので、知り合いの司法書士事務所の要請で業務をお手伝いしました。ここは支援法人の積極的に支援を行っておられます。若手の農業者の法人化をお手伝いしました。融資支援で、金融機関に相談していましたが、当時福井県内のJAの大合併計画が持ち上がっていました。
(地方自治体福井県武生市(たけふ)→2005年より近隣の今立町と合併し、越前市となっています。近くの自治体では、古い順に越前町や南越前町にあり、紛らわしくなっています。)
2020年4月に、JA越前たけふを除き、全体の合併行われ、福井県農協が発足しました。JA越前たけふは、以前から異色の経営で有名でした。2011年頃から、全農を通さない米の独自流通を手掛け、肥料なども全農以外から購入し、割安で農家に提供していました。有名なJAの異端児として、週刊ダイヤモンドにも記事が載っていました。異端児には、上部団体からの風当たりが強く、恫喝もあったとのことを聞いていました。地域の方の話を聞くと、JAたけふは、農協の発足時の構想である「農業者の組合」としての農業者の役に立っているといっておられました。福井県JA全合併は、もはやJAの維持存続のための改革に過ぎないこの声もありましたが、今のご時世全体を維持するためには、仕方ないのではとの声もありました。
JA越前たけふさんは、営農課の職員が有能な若手が多く、農家を指導しておられました。他のJAでは、営農課の責任者がいなかったり、指導は情報を他の農家を回り、共有しているだけで、指導ができていないところと比べ、優秀でした。
福井県は、全国でも(中小企業の)社長が一番多い地域で、共働きも多い特徴があります。


福井県坂井郡のラッキョウの収穫の様子
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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