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あぶない農業と儲かる農業

中国産菌床輸入半減

2023/02/06
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2/6 中国産菌床輸入半減
私共もキノコ栽培を行っていますが、昨年4月にキノコに関しては、原産地が義務付けされるようになり、本年3月末には、乾燥椎茸も原産地表示になります。
日本農業新聞によると財務省の貿易統計によるとここ10年で約10倍にのびた中国産椎茸菌床の輸入量が、半減しました。
中国産椎茸菌床の輸入量は、2021年が37,000トン、22年が20,099トンに減っています。2023年はさらに減ると見込まれます。

知り合いの有機JAS菌床会社さんも、中国産菌床は怖いよ。チップも適当なものが使われていたり、変な虫が出てきたりするから、椎茸の評判が悪くなったら困るんだよねと言っていました。原産地表示は良い方向だとのことでした。

・画像①が中国産椎茸菌床です。横長のまくら型菌床です。私共も購入して試験栽培してみましたが、生産物は、国産の種菌とほとんど同じのようでした。きのこ菌床大手の森産業の種菌とほとんど同じように見受けられました。
菌床の状態は、国産の菌床に比べ、木質チップがきめが粗く、栽培開始後すぐにカビが発生したものもありました。国産菌床は、このようなことはあり得ません。かなり使い込んだ状態で時々ありますが・・・・。
siitake.jpg
・画像②は、国産有機JASの菌床 植菌直後
有機JAS菌床は、木材チップから厳重管理します。消毒ガスは使いません。
S__28655629.jpg

・画像③は、菌糸体が全体に回り、完熟した状態。封を開けたら、椎茸が発生します。
sii2.jpg
・画像④は、全体の封を開け、椎茸が出てきている様子。
sii3.jpg



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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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