農産物生産額発表では
12/29
12/27に農林水産省より発表された農業総生産額によると、2021年の農業総産出額が前年比986億円(1・1%)減の8兆8384億円だったと発表されました。畜産が家畜の増頭が進むなどで3・4兆円を超え過去最高となったが、米が価格低迷を受け前年比16・6%減と大きく落ち込んだ。野菜が好天により出荷量の増加で、価格が低下したことも産出額減につながったようです。
野菜類の生産と価格推移では、かんしょ(サツマイモ)が目立っています。
甘藷は、価格上昇もあり、生産が増えています。また輸出も増えています。
サツマイモのキュアリング技術の普及もあり、焼き芋のアジアで人気増もあり、農業法人が積極的に栽培に参加しているようです。栽培面積が全国で増えていますが、同時に苗で感染するといわれている「基腐病」が全国に飛び火しています。苗の消毒や、かかりにくい品種での栽培がいいようです。
お米は、価格の低迷あり、生産高も減少傾向です。
お米は、別の機会でも説明していますが3大穀物の中でも、連作障害のないことで、生産増に最適の穀物です。ただし、熱帯あるいは温帯のモンスーン地帯などが栽培に適していますが、灌漑が整っていれば、どこでも栽培でき、またジャポニカ米では品種改良により、寒い地域でも栽培できます。
熱帯から温帯では、年数回収穫できます。
日本国内では、米食からパン食が増えており、消費が減っていますが、米粉は小麦粉と同じようにパンや麺類に加工できることで、原料コストの問題がありますが。。。