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あぶない農業と儲かる農業

リンゴ周年出荷

2022/12/18
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12/18 
2月13日の農業新聞より

弘前大学(青森県弘前市)と商社が、同大開発のリンゴ「きみと」を日本と南アフリカで栽培し、アジア圏に輸出する取り組みに着手した。計画では、独自品種を開発して、販路拡大を目指しています。
リンゴは、農産物輸出品目の中でも、常に上位に位置おり、輸出額も増えています。
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リンゴの周年栽培の将来計画を知人の学者先生が計画しており、リンゴの調査資料がありましたので、それから書き出してみます。

リンゴの収穫時期は?

早生品種の信濃レッドのなどが7月下旬から収穫が始まり、ふじ系が12月までの収穫となっているようです。
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リンゴの周年出荷は?

一方、スーパーなどに並ぶリンゴは、一年中販売されています。
これは特殊な貯蔵法により、保存期間を伸ばしているからです。

CA貯蔵

CA貯槽とは”Controlled Atmosphere Storage”のことで、Atmosphere=アトモスフィア=大気 Storage=貯蔵Controlled =制御 という意味です。具体的には、貯蔵室の酸素を減らし、2酸化炭素を多くし冷蔵保存することで、2倍以上の鮮度維持効果を得られるという技術です。
通常の大気中の酸素は20.95%、二酸化炭素は0.03%ですが、CA貯槽では、酸素10%以下、二酸化炭素2~10%に制御されます。

半年の収穫期間とCA貯蔵により、年中の供給が可能に

信濃のレッドから「ふじ」まで品種の違いで、半年間の収穫期間があり、JA貯蔵で半年以上保存できることで、周年出荷が可能になっています。

リンゴ原産地は

リンゴの原産地は、黒海とカスピ海に挟まれ中央アジア地域です。

リンゴは、何科?

リンゴは、バラかの植物です。バラ科の植物は果実が多いのが特徴です。
バラ科の果実類では、桃、梨、びわ、サクランボ、ラズベリー、アンズ、かりん、梅、プルーン、また果実野菜ではイチゴなどがあります。

フルーツもしくは果樹は、熱帯で生まれ、バラ科は温帯から亜寒帯に適応していった。

と植物学の知り合いの教授は言っておられました。
すべての、果実は熱帯が原産なのだそうです。
従って、リンゴの遺伝子にも暑さに耐えれる要素もあるので、亜熱帯でも栽培は可能だとのこと。でも、味はどうでしょうか?

南アフリカの気候は?

南アフリカは南半球の南方に位置する国で、5月から9月まで10℃を切る温度のため、栽培は比較的やりやすいのではとの、ことです。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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