都市型農業
12/6 都市型農業
自分は、福岡市に住んでいますが、仕事先では、首都圏、関西圏、名古屋圏のクライアントさんが多くあり、いろいろな形態の都市型農業を行い、成功されている生産者多くおられます。栽培面積は、10a(1反)~20a程度でも、1000万円ほど稼いでいる方もいます。皆さん、飲食店へ直接納品されています。コロナで、ダメージもありましたが、現在だいぶ回復しているとのことです。一部は、最近のニュースにあるように、農産物輸出の1兆円のせに乗じて、輸出に回ったとの連絡もありました。
大都市圏の近隣では、消費者に近い生産者という立ち位置です。飲食店や消費者のニーズを聞いて、ピンポイントの生産事業を行うことも可能となります。
直接の納品先を確保できれば、利益率も上がります。
小型の太陽光発電を設置し、2馬力の収入で農業を成立される方もおられます。
ビルの屋上で、栽培する事業者もおられました。
(例)
・レストラン向け、欧州野菜、ハーブ類
・有機栽培野菜
・稀少野菜
など、いろいろあります。
スーパーなどでも、珍しい野菜コーナーを設けているところもあります。

[都市型農業のメリット]
●消費者が多い
●納品場所が近い
●消費者、利用者からの意見を聞きやすい
●直売、直納品が可能
●飲食店に直接
[都市型農業のデメリット]
●農地が狭い
●肥料・農薬に制限がある。
●販売の競合が出やすい
●納品先の淘汰が起こりやすい
[実例]
一般的な野菜では、
・ベビーリーフがあります。周年で栽培でき、定期収入も可能です。
・フランスで開発された野菜ロマネスコ栽培
・水耕栽培で、レタス、ほうれん草、水菜、小松菜などの栽培
・果樹と野菜の栽培
など、購入する方のニースに合わせて、栽培されています。
・また、〇〇ホテルなどに納品していることで、付加価値がついたり、販路が広がったりするメリットもありあます。
農業生産地で、JA研修を受けて、本格的に農業をすることもできますが、ピンポイントで生産-販売がつながることが可能かもしれません。うまくつながれば、就農のハードルが低い可能性もあります。