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あぶない農業と儲かる農業

ベトナム農業大学と宮崎県が提携

2022/10/14
農業技術 0
10/14
朝イチ、知人からメールが来ました。宮崎県がベトナム国立大学と農業人材で提携したとのことです。知人とグエン学長知とは10数年前に縁があり、当時ベトナム国立農業大学の教授のとき、同大学の教授就任を依頼された縁があるとのことでした。
知人が就任を断った理由が、現実的でした。当時のベトナム国立大学の教授の月給は日本円換算で8000円程度だったそうで、ベトナムではかなり高い水準だったようです。教育には前向きの知人でしたが月8000円では、さすがに家族を養うこともできず、すぐに断ったそうです。(当然ですね)
当時アジア諸国で日本と同水準の賃金は、韓国だけだったとのことです。現在は、中国などがいくつかあるとのことです。
ベトナムは、日本と同じような稲作が中心ですが、10数年前日本企業が進出して、ブラックタイガーを養殖し田んぼに海水を入れ、廃業した後塩の被害があり農業ができなく、大きな問題となったそうです。そこで、この学長(当時教授)が日本の技術者に連絡を取り、土壌改善に加え、塩トマトのように塩分のある農地で耕作ができる技術を取り入れようと活動された縁で、私の知人と知り合ったとのことです。
その技術を高く評価し、ぜひ教授にとのお誘いだったとのこと。しかし知人も働き盛りで、こども3人いたので、ボランティアではできないと断りを入れたようです。
知人の技術は、植物生理学で肥料管理による生育に加え、植物自体を活性化する技術です。植物の潜在的能力を引き出し、塩分の多い土地では、根をマングローブのように塩水でも生育できる根に環境変化させる技術です。
世界的に有名な日本人で、米国に席をおいた理学博士と共同開発した資材で、独自に応用技術を編み出し20数年実証しています。日本の農業界では、つい最近まで異端児扱いでしたが、最近国連にかかわる名誉教授が大きく評価したことで、風向きが変わってきています。
恩師は特許出願をするなと遺言したそうです。大変な発明なので、特許を取ると製法が少なからず解明されるので、真似されるので、絶対するなといわれたとのことです。
その恩師の教授が有名だった縁で、お金持ちの国の政治家からも多く声がかかっています。
知人は、お金は欲しいが、その国で行動管理され事由がなくなる恐れがあり、恩師に怒らられるとし、また日本の技術でなくなるので、今まで断ってきています。
そのため、知人は今でも、認定農業者として農産物を生産しつつ、徳農家を指導しています。いまでは指導した方が、えらくなってしまったと笑っています。
いま、知人はその徳農家たちと、地域活性化プロジェクトを企画しています。小生もその末席で、活動させてもらっています。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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