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あぶない農業と儲かる農業

2016年はキノコ栽培 その後は

2022/06/02
農ビジネス 0
6/2 
キノコ栽培の動向
2016~2017年は、キノコ栽培に参入される企業様が多くありました。

[事業のタイプ]
Aタイプ・・・本業+キノコ栽培・・・主に企業、次に個人事業者
Bタイプ・・・創業・・・退職し創業
Cタイプ・・・農福連携・・・障碍者施設での農業
Dタイプ・・・太陽光シェアエアリングでの栽培5号菌床平茸2
(平茸のLED栽培 飲食店様 広島)

Aタイプの企業としてのキノコ参入は、現在も頑張っている事業者が多いようです。
Dの太陽光シェアリングでは、キノコ栽培だけでは、承認されないケースが多く、野菜などの栽培との組合せが多いようです。
IMG_20160917_151505.jpg
(キクラゲ周年栽培 山口)

[栽培品目]
 〇椎茸/キクラゲ・・・需要が伸びています。
 〇マッシュルーム・・・競合が少ないため、収益性があるようです。
 ▲ヒラタケ・・・縮小、作物転換が多いようです。
 ▲霊芝・・・大規模生産者はうまくいっているようです。
 ■冬虫夏草・・・うまくいっている事業者もありますが、種が中国からの輸入ですので、菌床の
         供給に不安があるようです。

[種/菌床の入手]
◎椎茸、キクラゲ、霊芝、平茸、ブナシメジ
 これらは、種屋さんで購入できます。
▲マッシュルーム
 主に、欧州特にオランダからの輸入が多いようです。菌床製造では、一番コストがかかります。
▲冬虫夏草
 狭義の冬虫夏草は、「コルジセプス・シネンシス」ですが、これは、チベットやヒマラヤの高原に自生しているもので、一般的な市場にはでてきません。
 広義の冬虫夏草は、コルジセプス・ミリタリス(さなぎだけ)やせみたけ、ありたけ、くもたけなど、昆虫に寄生するキノコなどがあります。日本では、さなぎだけの栽培がおこなわれています。

[継続している事業者の特長」
①会社形式の事業者さんで販売までしっかりしている
②個人事業者さんでは、道の駅や直売できる販売店がある。
③農福連携では、障碍者さんの能力にあわせた作業を組み込み、事業をされています。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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