農水省発表10大ニュースは
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農水省は23日、2021年の農業技術10大ニュースを発表した。1位は、サツマイモ基腐病を最短1日で検出・識別できる技術。2位には、2万円ほどで農家が自作でき、ハウス内の温度をスマートフォンで確認できるシステムが選ばれた。どちらも農研機構が開発した。
10大ニュースは、21年に新聞報道された国や都道府県の研究機関、大学、企業などの農林水産分野の研究成果から選ぶ。内容が優れ、社会的な関心が高い技術を農業専門紙など29社の記者の投票によって決めた。
1位のサツマイモ基腐病の新たな診断技術は、初期防除やまん延防止対策に役立つと期待される。同病の検出には、これまで2週間ほどかかっていた。南九州を中心に被害が広がっている同病への関心の高さが反映された。
10大ニュースは、21年に新聞報道された国や都道府県の研究機関、大学、企業などの農林水産分野の研究成果から選ぶ。内容が優れ、社会的な関心が高い技術を農業専門紙など29社の記者の投票によって決めた。
1位のサツマイモ基腐病の新たな診断技術は、初期防除やまん延防止対策に役立つと期待される。同病の検出には、これまで2週間ほどかかっていた。南九州を中心に被害が広がっている同病への関心の高さが反映された。
●サツマイモ基腐病は、感染した苗を植えることで、回りに広がっているようです。品種改良された優秀なサツマイモで発生しています。感染した苗が出回ることで、全国にサツマイモ基腐病が広がっています。
発病したサツマイモに対する農薬はまだないことから、初期の段階で病原菌を殺菌する必要があります。完全殺菌はむずかしいことで、苗の段階での消毒が望ましいようです。発病が確認されたら、除去して焼却するしかないようです。
●弊社のアスリート農法では、病原菌があっても、発病しないようにサツマイモの活性をあげることで対処でき、同時に土壌微生物の善玉菌を増やすように処理します。これは多くの農作物で発生する炭疽病においても、治療できる処理方法です。