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あぶない農業と儲かる農業

植物病気と病原菌と温暖化

2021/10/31
植物の生理学 0
10/30
麻生元財務大臣の温暖化で北海道の米がおいしくなった発言は、物議を醸しだしていますが、温暖化では農業では恩恵があったり、その逆があったりしておりますが、病気の発生は以前より増えています。
今年も植物の病気が増えています。一方人間の病気も増えています。
北極の氷が温暖化で溶け、古代の病原菌・ウィルスが活動しているとも言われています。
世界中の出来事を報道する「VICE」では、「Scientists Found Ancient Never Before Seen Viruses In A Glacier」(科学者は、古代のこれまで見られなかったウイルスを氷河で発見した)いうSFのようなことが、現実化してきています。
チベットの氷山から採取した氷塊からは、33種類のウィルスが見つかり、うち22種類の未知のウィルスが発見されています。
特に炭疽菌は、低い温度では眠っているが、温かくなると活動します。温暖化で炭疽菌より強力な菌が活動することも考えられ、植物の病気や、人間に影響する病原菌が活動する恐れが、今後もあります。土中には、いままで活動していなかった微生物が、温暖化で活性化することで、植物の病気が増えています。本年は、トマト黄化葉巻病、イチゴなどで炭疽病、基腐病、菌類による病気が発生しています。
人体の病原体には、①菌類②細菌類③ウィルスの3種類があります。①→③に行くほど、大きさが小さくなります。菌類でおおよそ1mmの1/1000 細菌で1/10000 ウィルスで1/100000の大きさです。①と②は治療方法は存在していますが、③は開発中や治療方法が存在しないものも多くなっています。植物に関しても、ウィルスが原因のものの多くが、治療不可能なものが多く、消毒→廃棄処分となります。
農学の世界では、植物をいかに肥料を効果的に使うかという「農芸化学」と、機械や施設の「農芸工学」が中心です。いずれも、植物に対し、「肥料・農薬」「外部環境・機械」が主役ですが、これから注目されているは、「植物生理活性学」です。これは植物の方に目を向けた学問です。植物の病気の発生も多くなっていることから、植物の免疫力を向上させたり、光合成能力を高めたり、活性を高めたりに焦点を当てた学問です。遺伝子組み換えやゲノム編集も含まれていますが、遺伝子組み換えより安全だといわれたゲノム編集では、いろいろな副作用が見られている例が多くなっているようです。遺伝子をいじらずに、植物生理を向上される研究も進められています。ゲノム編集で遺伝子をいじると、病気などに対する抵抗が阻害されるケースが多く出ています。

また、別の角度からは、多くの科学者は地球温暖化を唱えていますが、3割の科学者は逆の説を唱えたりしています。北極の氷山が溶けているのは事実ですが、以前言われたような海面の上昇はみられていません。水はどこへ行ったか?科学者は、大気・空気の中の湿度が上がっていると言っています。空気が重たくなっているのだとの説です。そのせいで台風が大型化したり、進路が過去のものと異なってきているとも言われていいます。今農業ハウスを建てるところは、25→31.8が多くなっています。
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現在国連(ECOSOC経済社会理事会)では拒否権を持つ5か国において、5か国が合意できる案件は利害関係から、極めて少ないと言われています。その中で、食糧問題だけは例外と言われています。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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