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あぶない農業と儲かる農業

バナナとウナギの農業法人

2021/10/01
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農業+漁業のビジネスでは、同じ施設での「養殖+野菜栽培=アクアポニクス」があります。
本日の話題では、「バナナ+養殖」です。
バナナ栽培に関しては、少し前に話題になった岡山のD&Tファーム社さんの「凍結解凍覚醒法」での栽培のようです。凍結解凍覚醒法は、-60℃まで冷凍凍結し、解凍する栽培方法です。冷凍ストレスを与えることで、潜在的な植物の能力が発現するようになるらしいです。しかし、バナナ栽培では、背の高いビニールハウス、ガラスハウスが必要となり、導入コストが高い上、強風で倒壊の恐れがあることで、いろいろ対策が必要です
東南アジアのウナギの種類は
日本 アンギラ・ジャポニカ
ヨーロッパ アンギラ・アンギラ ワシントン条約で商取引規制
アメリカ アンギラ・ロストラータ
大ウナギ アンギラ・マルモータ
東南アジア アンギラ・ビカーラ
などがあります。
記事にあるウナギは、アンギラ・ビカーラです。食感は日本ウナギとはかなりちがいますので、調理方法の工夫が必要とされます。日本ウナギと違って雑食ですので、育てやすいのが特徴です。価格は、日本ウナギの半分くらいです。国内でもいろいろな養殖業者が手掛けましたが、成功例はあまりききません。ここでは、調理とかの工夫もされているのではないかと思います。
(下図は、うなぎ アンギラビカーラ種)東南アジアに生息、目が大きく、体調が短い、雑食)
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広島県東広島市の勝梅園は、国内では珍しいバナナ栽培と、ウナギやナマズの養殖業を両立する。巨大水槽を設けたハウスで計5万匹を養殖。ナマズは自家繁殖も手掛け純国産だ。輸入魚が多い中、地元産を味わえるとして飲食店から人気が高い。売り上げの3割を養殖業が占める。「半農半漁」の二刀流で経営を安定させている。
 同園は2017年、株式会社として設立した。バナナ20アールを中心にトマトやキュウリなどをハウス栽培する。無農薬栽培のバナナは、高糖度で皮ごと食べられるほどの安全・安心を強みに、JA広島中央の直売所では1本650円で販売する。6次化商品も手掛け、新たな県の特産品として人気だ。
 会長の中田勝さん(73)は、就農前は鉄工所や鮮魚店を営んだ経験を持つ。地域にないものを作ろうと、ウナギとナマズの養殖も始めた。
 養殖のため、直径30メートルのドーム型ハウスに巨大水槽を設けた。ウナギは3万匹、ナマズは2万匹を飼育。餌は規格外の野菜を使うなど独自に配合する。
 ウナギは、約20センチの稚魚を東南アジアから輸入。10カ月かけて体長50~60センチ(350グラム)に成長させる。稚魚から自家繁殖するナマズは、8カ月かけて体長30センチ(1キロ)に成長させる。年間計2万匹を販売する。
 売り先は同市を中心に県内のすし店や弁当店、レストランなど。「土用の丑(うし)の日」には、かば焼きをJAの直売所で販売する。「地産地消が珍しく、引き合いが強い」と中田さん。売り上げは好調で、同社を支える柱の一つだ。今後は敷地内にレストランや鮮魚店を開店し、地元客や観光客に料理を振る舞う計画だ。


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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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