イチゴ炭疽病発生
9/14.
愛媛県病害虫防除所は、いちごの育苗床と本圃に炭疽病の発生を県内で確認。これを受け、9月7日に病害虫発生予察注意報第3号を発令した。
8月中旬~9月上旬にイチゴ育苗床を対象に調査した結果、愛媛県下全域での発生圃場率は36.36%と平年(20.66%)の約1.8倍、平均発病株率は5.46%と平年(0.95%)の約5.7倍だった。発病株率、発生圃場率ともに過去10年間で最も高くなった。
地域別では、南予地域では並の発生だが、中予地域では多発生で、東予地域も発生が多いほ場がみられる。発生ほ場では、小葉に黒色の汚斑症状(感染に好適な条件時によく見られる症状)を示す株が認められている。
[全国イチゴ産地の動向]
●イチゴ炭疽病は、福岡県においても、注意報 全JA
●全国一の生産地栃木県では、8/17に栃木県農業環境指導センターから、注意報が出されている。
●愛知県農業総合試験 月3日に病害虫発生予察注意報7号を発表
●熊本県 発生予報第6号
●静岡県 苗不足
[静岡県のイチゴ農家のブログより]
今年は夏なのに梅雨の時期並に雨が降り例年だと出ない炭疽病が大量に出てしまいました。防除作業に追われる日々を過ごしながらどうにかできないのかと調べ、手を尽くしたのですが結果は茎の部分から腐り廃棄するしかありませんでした。
[イチゴ炭疽病]
・ | 親株が潜在感染株だと、その子(孫)苗にも伝染する確率が高くなります。 (炭疽病が発生した親株からとった苗は、「葉柄」に病斑が全く見えないのに萎れて枯れることが多々あります。)このため、病原菌を持った、苗は処分する必要があります。 農薬もありますが、完治できるレベルのものはありません。 [アスリート農法で炭疽病治療] アスリート農法での治療は簡単で効果があります。 ①感染苗・・・定植前に、ホルモン液Aを非常に薄く希釈して、ドブ漬けするだけ 感染していても、免疫力を上げることで、発病しません。 ②感染株・・・生育中に発病したももは、2つのホルモン液を有効な倍率で希釈し散布 2~3日で、黒味がとまり、新しい葉から、健全なものにかわります。 ※アスリート農法の治療は、炭疽病を根治するものではありません。炭疽菌を抱えたままですが、発病はしません。 アスリート農法は、死の病といわれる炭疽病に15年前から、対処療法として、治療実績がございます。(厚生労働省系の農園や、一般農家など) ホルモン液は、合成ではなく、天然抽出のものです。国の機関の成分分析も受けています。 |
静岡県のイチゴ農家