微生物生物と共生
7/20 人体には600兆個の微生物が共生しています。
植物も、大豆の根粒菌のように、共生が確認されています。
昆虫では、セミやカブトムシなど、菌と共生しています。
キノコの菌根菌は、木を丈夫にします。
松茸は松の木から栄養をもらい、松の木には栄養を渡す共生であることがわかっています。
微生物は、好気性菌、嫌気性菌、劣悪環境にも強い桿菌(殻をもつ菌)好熱性微生物(深海火山に生息)などいろいろな生態があります。
下の図は、微生物の活動の特長を表した図です。
・微生物は善玉菌と悪玉菌と日和見菌とがあり、善玉菌の強くなれば、日和見菌が善玉菌にくっつき善玉菌支配の環境になります。悪玉菌が強くなれば、悪玉菌の環境になります。
●農業の場合でも、土中菌が善玉菌が活動する環境では、悪玉菌は存在してもあまり活動しなくなります。
●農業では、土が団粒化となり、好気性微生物が活動し、光合成菌が活動することで、植物の栄養である窒素成分が作られ、海に流れると、魚のえさが増える環境になります。
●堆肥づくりでは嫌気性菌も活動し腐敗・分解を担当しますが、堆肥切り替えしで好気性菌を活動させることで、醗酵を促進し、良い堆肥を作り上げます。