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千葉県でもサツマイモ病気発生

2021/07/17
農業技術 0
7/17
千葉県農林総合研究センターは、サツマイモ基腐病の発生を県内で初めて確認。これを受け、7月15日に病害虫発生予察特殊報第1号を発令した。関東地方では6月に入り群馬県、茨城県、東京都(既報)で発生が相次いで確認されており、同県は4都県目となった。

7月上旬に東葛飾地域のサツマイモほ場で、茎葉の枯死がみられ、地際部の茎に近い部分が黒変した株が確認された。農研機構植物防疫研究部門に同定を依頼した結果、千葉県では未発生のサツマイモ基腐病と判明した。

この病は、平成30年に沖縄県で初めて発生が確認され、その後、鹿児島県、宮崎県、熊本県、福岡県、長崎県、高知県、静岡県、岐阜県、群馬県、茨城県、東京都の12都府県で発生が確認されている。

発病初期には、感染株の葉が黄化し生育不良となり、茎の地際部が暗褐色もしくは黒色に変色する。これらの症状が進行すると、茎葉の枯死や塊根の腐敗がみられ、塊根は主になり首側から腐敗する。塊根は収穫時には無病徴でも、収穫後の貯蔵中に発病することがある。

発病株には、多数の粒状の柄子殻が形成され、雨水などで内部から大量の胞子が漏れ出す。胞子は風雨やほ場の停滞水で拡散し、周辺の株に感染する。

病原菌は宿主作物はヒルガオ科植物で、植物残渣上で越冬し、それが翌年の伝染源となる。

防除対策は土壌の消毒しかないと言われています。2~3年はその土壌は使えません。

●弊社のアスリート農法では、天然植物ホルモンで免疫力を高め、耐病性を強化することで、病原菌があっても発病しないサツマイモにすることで、栽培を続けながら、微生物を散布し土壌改良もできるようにします。

サツマイモ基腐病は、感染した苗を定植することで、広がります。初年度は発病しないようですが、2年目以降に発病しやすいようです。南九州から広がり、栽培地を増やしたことで、病気が伝播しています。サツマイモはいろいろな方法で、熟成させおいしくすることで、中国、東南アジア圏で高値で輸入されているため、商社は新しい農地の契約栽培を広げているのが、病気が増えている原因のようです。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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