SDGs→サステイナブルフードとは
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持続可能な開発目標 SDGs(エスディージーズ)というワードを最近よく耳にします。
また、同時にサステナブルフードというワードも効くようになりました。
サステイナブルフード 持続可能な食生活のために社会生活に配慮した状態の食品
①フードロス →処理 →CO2排出
②人口増加に伴う食糧生産問題
③生産者の労働環境や貧困問題等、自然資源に対してだけでなく食品産業に関わる人々に対しての配慮も不可欠の考え
①・・・・温室効果ガスを排出することになるため、エネルギーの無駄遣いになるだけでなく、地球温暖化を引き起こす原因のひとつにもなります。
②・・・世界的に見るとまだまだ人口増加が止まる気配はなく2050年には90億人を超えるとも言われています。今後も食糧やエネルギーの需要は増大していく見込みの中、気候変動による農作物の生産可能地域の変化や異常気象による大規模な不作等、このままでは食糧の安定供給が難しくなるということも考えられます。
③・・・認証制度(生産者収益1%、複雑な流通・加工のコーヒーが整備されつつあります。)
コーヒーにかかわる代表的な認証制度
・レインフォレスト・アライアンス(森林破壊防止・再森林化の促進)
・国際フェアトレード認証(生産者や労働者の生活改善・自立の支援)
・バードフレンドリーコーヒー認証(生産者支援・森林伐採防止による渡り鳥の保護)
・グッドインサイド認証(社会や環境に対し責任を持った生産の促進)
・コンサベーションコーヒー(自然環境の保全・生物多様性ホットスポットにおける住民の生活支援)
④・・・代替肉
大豆から作られたものを「大豆ミート」、小麦から作られたものは「グルテンミート」として販売されているのが一般的です。また、エンドウ豆のタンパク質を主原料に作られる「ビヨンド・ミート」が広がりを見せていて、代替肉企業初の上場・黒字化を達成。
⑤シーフード
漁業を持続可能なものにするため、1997年にイギリスのロンドンにて国際NPOが誕生し、MSC認証制度が設立されました。これは天然水産物の漁獲から消費者の手に渡るまでを管理し、適切な漁獲量であるか、毒物や爆弾を利用した破壊的な漁業を行っていないかなどの基準に基づいた認証制度です。
また、天然水産物だけでなく養殖水産物を対象にしたASC認証という制度も存在しており、生物多様性や生態系保全、適切な労働環境であるかなど、環境や社会に与える影響を軽減することを目的としています