日本茶コロナ不活化と輸出
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お茶がコロナを迅速・効果的に不活化京都府立医大の教授が指摘 2021年4月16日
お茶に含まれるカテキンが新型コロナウイルスを迅速かつ効果的に不活化する作用があると、京都府立医科大学の松田修教授が15日発表した。
冒頭の発表は、京都府宇治市で開かれた「緑茶と健康シンポジウム」のパネルディスカッションによるもの。
松田教授は、論文査読中であるが「茶葉に含まれているカテキンが新型コロナを抑制するということがわかった」と述べ、お茶の飲用の可能性については「もし多くの人が飲めばヒト集団全体としての感染拡大が抑制される可能性がある。公衆衛生的な使われ方になる」との見方を示した。
これは試験管試験での推察による発表に基づくもの。松田教授は現在臨床試験も進めており、今後、臨床試験を経た論文も発表される見通し。
・お医者さんが、インフルエンザ予防で、1名診察が終わった後、お茶を飲み口の中を殺菌していることはよく言われていますが、コロナの抑制力もあるようです。
コロナと健康志向で、高品質な日本茶とくに欧米でも飲みやすい粉状のお茶が需要が高まっております。
本年2月の農林水産物の輸出は、前年同期比より24%増加で296億円。4月1日農林水産省発表
この中でお茶が伸びてきている。
下図は、2021年1月~2月の農産物輸出額は26.26億円です。
世界のお茶の消費量順位
1位 中国 205万トン
2位 インド 103万トン
3位 CIS諸国(旧ソビエト連邦諸国)25万トン
4位 トルコ 25万トン
5位 パキスタン 18万トン
~
8位 日本 10万トン
(日本茶業協会2016~2018平均)
お茶の加工の分類は
・緑茶、ウーロン茶(半醗酵茶)、紅茶(醗酵茶)となります。
・緑茶は、中国製茶が9割を占めています。
・国産としては、味と香りが豊潤な日本茶は、「蒸製茶」と「抹茶」特に粉末抹茶が品質・価格も高く、輸出が伸びている。
・EU,アラブ諸国では抹茶
・米国では、抹茶ラテ、スイーツ混ぜて使う、ティーバッグ