椎茸原木栽培香茹
3/25 椎茸原木栽培
創業120年の、老舗の原木栽培農家さんに訪問 藤川椎茸園さん
福岡県添田町 英彦山のふもとです。(英彦山は羽黒,山熊野大峰山とともに日本三大修験山)
4代目の社長さんです。
大阪でサラリーマンをされ30過ぎに、父親が倒れ、後を継がれました。
5Ha以上+広葉樹の山林管理+2階建ての乾燥大規模工場を持っておられます。
販売は、ほとんど個人販売、一部道の駅とのことです。
長い付き合いのファンが多く、宅配でも発送できます。
知り合いと何度か訪問しましたが、本格的な原木栽培は、とても大変です。
「広葉樹の山林・・・榾木」「針葉樹植林・・・栽培場湿度管理」「きれいな水」「大型重機」「乾燥工場」などハードルが高いです。また、種打ちから収穫まで2~3年、天地返し、など重労働です。
●現在、中国椎茸に押され、国産椎茸のシェアが小さくなっています。
国産と表示されている椎茸の中は、実は中国産の種と菌床が多くなっています。中国産の菌床でも、国内で栽培したものは、国産表示となります。
ここの農園も、中国産に押され、縮小しましたが、4代目は販売に力を入れ、拡大されています。
私共もお手伝いをしています。
椎茸の形状には、3種類あります。
冬菇(どんこ)香茹(こうこ)香信(こうしん)
「どんこ」はよく耳にします。肉厚で傘が開いていないものです
肉厚で、高級品として扱われます。
「こうしん」は、傘の開ききったもの。平べったい形状で、料理しやすい
「こうこ」は、その中間的なもので、両方を兼ね備え、見栄えもよく料理もしやすいものです。収穫のタイミングが一番短期間です。