金賞米



・グループの責任者の方と、先週農家さんの指導に行きました。
・苗の状態の確認、生育不足の改善策を指導しました。
その後の、肥料の与え方
毎年の作業の記録取りの必要性など・・・・
●この方は、農薬不使用の農家、「これを目指しましょう。」と責任者の方
始めてみました皇室御用達のお米です。

ブランド肩書 皇紀2675年(皇室が始まってから2675年)
皇室献上の金賞米

裏には産地が記載、品種名はありません。

桐箱の中の添え書き
すごいブランド価値ですね。
パッケージには、金色の文字で英語の説明文がびっしり記載されています。
日本食ブームで、輸出の引き合いも多いそうです。
価格は、有機JAS規格で、食味値が高いものと同等程度で、いいお米の価格におさまります。
●全国で出荷さていますが、まだノミネートできていない県もあります。
品が不足状態ですので、農薬不使用農家の方は、参加されてみてはどうでしょうか?
●ブランド米になるには、厳しい基準
(1)無農薬の国際基準、厳格な工程管理(トレーサビリティ)
日本の有機JAS規格でも通用しません。それより厳しい基準、スイスの国際基準(世界最大の認証機関です)
日本のJAS規格には、世界では農薬扱いになっているものもあります。その反対もあるとのことです。
農薬に加え、肥料の管理もあります。
(2)食味理化学試験で最高値
(3)食味官能試験でも最高値
(4)化学肥料不使用
●化学肥料の問題点
化学肥料では、無効体の成分となり植物が吸収できません。有効体とするには、粒子を微細化しないといけません。
そのためには、土中の微生物の力を借りて微細化するか、竹酢液等で、分子(クラスター)を小さくし、植物が吸収できるサイズに微細化することでも対応できます。
与えすぎると、欧州では厳しい規制のある硝酸態窒素の問題があります。
<硝酸態窒素>
植物吸収がなられない化学肥料は、地下に浸透します。硝酸態窒素です。硝酸態窒素が、市販のミネラルウォーターに混入したり、農地で野菜に残留したりします。
<有毒物質>
・メトヘモグロビン血症などの酸素欠乏症を引き起こす可能性
・2級アミンと結合して発ガン性物質のニトロソアミンとなる。
(多量摂取で、欧州では幼児が死亡することが立証されている)
(国内でも、動物死亡の検査で、硝酸態窒素が検出されている)
●国内では、H26年4月より水質検査の基準に、硝酸態窒素成分が加えられました。
0.04mg/Lの検査基準で、定量限界値はその10分の1である0.004mg/L
一般の伝導検知器などの感度測定では、高度な検査装置が必要です。