イチゴ栽培経営例
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昨日の、加温加冷自動潅水装置使った新規就農者の、経営の実情をお聞きしました。
24歳の新規就農ほやほやの方が、親御さんの協力でSDKを設置し、昨年12月から収穫をスタート
●栽培者の環境
地域:福岡県筑後平野
圃場:30a
労働力:夫婦2名+親御さん1名
研修:JAで2年間
売り先:系統出荷
●栽培者にお聞きした感想
・SDKを導入し栽培しているが、研修先のプロ農家より、生産量が上がっている。
・培地の温度管理ができるので、夏場終わりに定植した結果、今年最初の出荷が早く、今年は早い時期のイチゴ価格が高く、出だしから好調であった。
・培地の温度管理が一定または、花芽つけにあわせ変化できるので、花芽が多く着いた。肥料管理もマニュアルなので、最初摘果せず、生産量が上がりすぎ、収穫作業で、家族従業員ダウンした。このため、しかたなく摘果して、生産を調整しているが、慣れてきたら、摘果なし栽培に再びチャレンジしたい。
・下記の画像が、太陽熱を使った機械と、下の機械制御であり、近隣では珍しい設備のため、地域の生産者が、よく見学に来るようになった。
・1日多い時で、10aで200パック、30aでは600パック以上
摘果した状態では、10aあたり150パック程度に抑えています。
・晴れ~晴れ曇りの天気では、太陽熱の温水だけで、加温では重油コストがゼロ円がよい。
(JAさんの斡旋で、施設建設しているので、重油ボイラーは導入しているが、試験程度しか使用していないとのこと)
2月第2週の画像 人物は、開発会社社長