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あぶない農業と儲かる農業

太陽光シェアリング再発進

2020/12/11
農業技術 0
12/11
農水省でも、太陽光発電と営農を組み合わせる太陽光シェアリングの奨励政策の予算が付きそうですが、民間においても、再び活発になってきております。
2年前までは、太陽光業者が営農に乗り出すことに、地域行政が難色を示しており、参入がむずかしく、私共も農業の方でお手伝いをしていますが、地域によって、申請受理が2~3ヶ月程度のところや1年かかるところもありました。長いところは、事業者が農業を継続できるかまた、その作物に前例があるかなど、申請者の農業経験を調べ、叩いて叩いてという審査が多くありました。
一方、農水省は、推進意欲が強く、各農政局で情報を開示してくれます。架台下の農業をサポートすできる事業者と組めば、さらに申請しやすくなるようです。

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12/11日経新聞より抜粋記事
農地の上に太陽光パネルを設置する営農発電(ソーラーシェアリング)が広がってきた。日照を遮るため農作物の選定が難しいといった課題を、ENEOSホールディングス(HD)などの企業が事業化し乗り越えつつある。大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の適地が減る中、再生可能エネルギーを増やす新手法として参入も相次ぐ。
 営農発電は農地に支柱を立て、その上に太陽光パネルを設置し営農と発電の「一石二鳥」を狙う。農家は作物による収入に加え、固定価格買い取り制度(FIT)などでの売電収入を得られる。
 営農発電を始める場合、支柱とそれに接する農地を一時的に転用する必要がある。農地の累計の転用許可数は2013年度の96件から18年度に1992件に拡大した。営農発電の許可が下りた農地の面積は同期間で19・4ヘクタールから560ヘクタールになった。ただ地方の建設・サービス会社などが手がける例が多く、事業拡大は難しかった。
 そうした中、全国展開を目指すのがENEOSHDだ。子会社ENEOSイノベーションパートナーズ(東京・千代田)が事業を手がける。まず10月に宮崎県新富町と低炭素・循環型のまちづくりで提携した。19年に出資した営農発電スタートアップのアグリツリー(福岡県那珂川市)などと発電設備を設置し、作物の選定を始めた。
農機に電力活用
 18年設立のアグリツリーはすでに長崎県のハウステンボス(佐世保市)など4カ所で、合計約200キロワットの営農発電に取り組む。ENEOSHDは別で出資した農業機械のスタートアップ、アグリスト(宮崎県新富町)の技術を使い、発電とピーマン、キュウリなどを自動で収穫するシステムを組み合わせる計画だ。
 営農発電はFITで売電収入を得るのが一般的だが、ENEOSHDなどはパネルで発電した電力を収穫機械に使い農業を効率化する。同社は山口県で営農発電を手掛ける有機の里(同県下関市)とも実証中だ。
 農家は太陽光発電、発電事業者は農業の知見がなく参入障壁だったが、関連ノウハウの提供や仲介も増えてきた。
 太陽光発電施工大手のウエストホールディングス(HD)は19年、農林中央金庫と営農発電促進に向け業務提携した。各地のJAからの紹介を受け、営農発電を検討する農家と工事契約を結ぶ。現在約30のJAと契約し、約130の農家から受注した

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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