FC2ブログ
あぶない農業と儲かる農業

LINE で若手イチゴ農家指導

2020/11/20
野菜 0
11/20
福岡の特産イチゴあまおうは、筑後平野で多く生産されています。
栽培管理が難しい、イチゴ。その年の天候により、栽培管理は、異なってきます。
花芽の時期の温度管理、下葉かき、いろいろあります。
熟練イチゴ農家の作業工程を、LINEグループを作り、情報を共有するものです。
初級レベルの生産者には、とてもありがたい情報です。

JA福岡大城いちご部会大木地区の生産者を対象に、普及指導センターが収量向上プロジェクトを立ち上げた。2019年度は若手農家5人が参加。大木町の高井良昌士さん(55)の栽培管理をモデルに、若手メンバーが自身の圃場(ほじょう)で再現した。

 メンバーと普及指導センターの担当者でラインのグループを作成。センター担当者が高井良さんに翌日以降の詳細な作業予定を聞き取り、メンバーと共有した。5人は高井良さんと同じ日に同じ管理を実施した。定期的に講習会とメンバーの圃場巡回も行った。

 5人中4人が、取り組み前より収量が増えた。最大で40%増収した生産者もいて、5人平均で13%増だった。

 メンバーで就農3年目の金栗裕暁さん(34)は「1年目は自分なりに栽培して失敗した。プロジェクトで、いつ、どんな作業をすればいいのか身に付いた」と話す。増収したことで栽培へのモチベーションも高まったという。

 その年の天候によって適切な作業時期や管理方法は変化する。高井良さんは先を見越した管理を共有すれば、心の準備ができるとみる。「圃場の問題を見極める目も養える」と期待。20年度は、新たに2人がプロジェクトに参加する。

 同普及指導センター野菜課は「生産者間の収量の差を小さくし、産地の収量を底上げしたい」と説明する。

ooki.jpg
へ

Comments 0

There are no comments yet.
スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
野菜