お種人参(朝鮮人参)種
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お種人参(朝鮮人参)の種入手しました。
徳川時代、徳川吉宗の命で幕府の薬草から分けられた種を、全国に広め、会津藩(福島県)、上田藩(長野県)、松江藩(島根県)の各松平家で、盛んに栽培されました。会津人参が有名ですが、本年同地を訪れ調査したところ、30件程度まで縮小していました。福島県では、奨励作物になっていますが、栽培が難しく、また収穫まで3年から5年かかることで、新規就農には向いていないため、高齢農家に頼っている状態です。
本年、東北地方より、種を若手もらい、栽培実験を開始します。
お種人参の種 赤い殻を砕いたものです。 焙煎前のコーヒー豆に似ています。
購入した1年根 同じく2年根
植物の目出しは、一旦冷やします。休眠打破
実験は、
(1)冷凍庫で1日程度寝かせるパターン
(2)そのまま、天然植物ホルモンに、1日つけるパターン
(3)冷凍し、取り出したものを、天然植物ホルモンで処理
天然植物ホルモンは、苗や野菜、ジャガイモでもホルモン液を散布し、冷蔵庫に入れても発芽する効力があります。