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あぶない農業と儲かる農業

植物工場視察

2020/10/15
植物工場 0
10/15
先月の植物視察
私共には、ときどき植物工場の生育および増収の指導依頼があり、視察訪問を行っています。
植物工場は、天候不順の時も、安定的に生産できる施設として、近年その存在が目立ってきました。
導入コストは、相変わらず高いのが難点ですが、いろいろな補助金と併せ、創業しているところが多いようです。
視察すると、その規模と設備はどこも圧巻です。
養液システム、温度、湿度、CO2管理、IoT管理など、データ化して運営されています。
さすがに、ハードに力を入れています。
しかし、よく見ると、いろいろな問題も見えてきます。
栽培技術(ソフト)の問題です。
肥料管理が、大雑把なところが多く、果実の奇形、窒素が抜けていない作物などあります。

販売力もありますが、納品量を増やすため、拡張されるところもあります。

●農家の方が、視察したらわかりますが、現状の肥料管理など改善すれば、倍の収穫できる余地があります。しかし、農家は導入する予算がありませんので、うらやましい限りです。

●植物工場は、製造業
 農業は、農家
生産する作物は同じでも、経営方針が違います。
農家が、植物工場を経営すれば、もっと生産効率が上がると思われます。


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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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