薬草栽培2



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<薬草ドーム栽培>
・私どものグループでは、普通の植物やキノコからも採取できる薬用成分などを、薬品会社に提供しております。
薬品会社は、国内での薬草安定供給を渇望しております。
・現在、ドーム栽培にて、付加価値の高い薬草の栽培を提供できるようになりました。
しかし、一般に普及するには、特許技術の提供等コストが高いため、現在は行政とタイアップし、融資+補助金を併用出来た場合に限られております。
秋田県や鹿児島県でも、盛んになってきておりますが、熊本県でも大型プロジェクトとして、事業化が進められています。
<中国の薬草の現状>
・中国の薬草生産では、品質の悪化・不安定さ、富裕層の需要増で価格の高騰が顕著になっております。
・中国からの輸入激減で、薬草の国内栽培が増えております。
食の健康・医療などの健康志向もあり、政府でも推奨しております。
<薬草生産は高齢社会・健康志向社会のキーテクノロジー>
・古在豊樹千葉大学名誉教授の「薬草産業の将来展望」と題して基調講演より
そのなかで古在名誉教授は、薬草の生産性を向上させる基本戦略として、
[1]優良品種の選抜と増殖
[2]育苗と栽培を分離し、苗は環境制御下で生産
[3]乾物生産と薬効成分生産を分けて環境制御
[4]植物体の利用部分(商品化)比率の向上
[5]省資源・環境保全・低コストと高収量・高品質を同時実現し、広範な健康食品として利用すれば、新産業分野となる。
このためには、人工光植物生産システム(密閉型植物工場)の利用が鍵となる。
密閉型植物工場の利用は薬草産業にイノベーションを起こし得る。
薬草の育種および生理生態学特性・遺伝的特性の解明は大きな知的財産になる。薬草生産は、高齢化社会、健康志向社会で必要とされるキーテクノロジーになると語った
・薬草の需要は、サプリメント、化粧品、健康食品等の原料として今後増大する見込みです。全国の自治体で6次産業化がスロガーンとして掲げられていますが、薬草も農家の収入を拡大できる可能性があります。