キノコ平茸の続き



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平茸の栽培について
・原木栽培
・施設栽培
があります。
原木栽培は、秋口数回できますが、通年栽培はできません。
そこで、施設栽培ですが、これは、3つの現在方法が
(1)既存の建物を使う場合
例えば、廃校利用を申請し、利用します。
地域の行政に相談します。農業利用は、順位が落ちますが、複合施設を計画することで、上位にきます。
(宿泊、研修、地域の直売所、技術指導、高齢者雇用)
使われなくなった工場や農家の納屋も候補となります。
(2)施設を建設する場合
工場施設を建設し、空調や温度管理ができるように、します。
(3)ドームハウスを設置する場合があります。
比較的簡単に組み立てられます。(プラモデルのようなものです)
動産扱いとなり、移動も可能です。温度管理、湿度管理等すぐれています。
工場より安価で導入できます。
・菌床を購入します。当方の場合は、5号菌床(菌床・大型の仕入れ1700円~2000円くらい・・・購入量等で異なります。)
・初級スキルの1回の栽培では、約1.5ヶ月で150gパック28個程度生産できます。
販売価格は、ホクトの霜降り平茸を参考すると、150円~250円というところでしょう。
地産地消での販売では、250円以上でもすぐ売れるとのことです。
(品質によっても差異がでます。)200円で販売すると、1菌床から5600円の売上です。最小ドーム栽培では、300~400菌床栽培できます。300として、1回の収穫で168万円の売上(完売したとの設定)、仕入れ54万円として、賃金・設備稼働費等のコストを引いても、そこそこの利益を出すこともできます。
・中級スキル以上になると、月1収穫、30パック以上が可能となります。
・上級スキルでは、更に使用済み菌床をいくつか再生し、発芽させることもできるとのことです。
(かなり高度な技術らしく、発芽しないと、その場所の収穫ができなので、デメリットもありそうです。)
まとめると、初級スキルでの利益率が約7割(完売の場合)、上級レベルでは、8割以上となります。
<下の画像は、欧州平茸=オイスターマッシュルーム 英国産です。)
日本の平茸とほぼ同じ形状と、食感です。
欧州では、メインディッシュの脇役や、スープや、ソテーと広く利用されています。
中華料理でも、用途が広いです。


<本日の日経新聞 関東版>
このように、農産物輸出計画が増加しています。
キノコ類は、温度管理をすると、1.5ヶ月品質を保てますので、輸出にも適しています。