植物成長の断続性
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植物は 根から栄養成を吸収して 葉で光合成を行い代謝により アミノ酸を生成し成長します。
栄養を与え続けても 植物は無限に代謝=消化できません。
従って、土壌に肥料成分が残り、土壌障害が起こります。
また、植物体内にも、未消化の窒素成分が残留します。
従って、植物を大きくしようとか、早く育てようとする試みでは、どこかに欠点が残ります。
それは、植物の生育には、ホルモンが大きく関わっているからです。
下図をご覧ください。
植物は少ないホルモンで生育をコントロールします
(この辺りは、高校の生物の教科書に載っています)
オーキシンやサイトカイニンなどの植物ホルモンは20日サイクルで使い切ります。
20日で使い切ったホルモンを植物は体内で作り始めます。この時期は植物によって異なります
タケ科の植物 竹、とうもろこしなどが早いと言われています。
次に豆科あたりです。
雨後の竹の子のように、急成長するのは植物ホルモンが関わっています。
このタケ科の植物ホルモンを取り出し、ホルモン生成の遅い 作物に注入することで、その植物は成長を続けます。
これが、植物アスリート農法の、一つの面です。