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あぶない農業と儲かる農業

除草剤は成長促進剤

2020/05/25
化学肥料問題 0
5/25 除草剤は、薄く使えば、成長促進剤になります。
市販されている、植物活性剤の多くに、農薬の成分が使われています
2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸 (2,4,5-T)
は、ベトナム戦争で、使用された枯葉剤の成分です。
●このうち、2,4-Dは、植物ホルモンのオーキシンと同じ働きがあるため、植物活性剤としても使用されることがあります。双子葉植物の生長点(茎頂)に作用して、植物の成長をオーバーヒートさせ、植物を枯らす作用があります。具体的には、異常な細胞分裂を誘発させることで、生育のホルモンバランスが崩れることになります。
その他の除草剤では、光合成阻害、アミノ酸生合成を阻害するものがあります。
現在の除草剤は、散布後短時間で分解されるようになっています。
●また、2,4-Dは、単子葉植物、トウモロコシ、稲、ゆり、らん、里芋などでは、あまり影響はないとされ、稲作の除草剤として、使われています。


●昨日記載の、HB101は、植物ホルモンのサイトカインと似たような働きがありましたが、2、4-Dは、オーキシンの働きがあります。サイトカインもオーキシンも、生育を促進する働きがあります。
両方とも、薄く使えば、成長促進剤、濃く使えば農薬です。
薬と毒のような関係です
●良く効くからと、希釈率を誤れば、大変なことになります。(自分の失敗体験より)
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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