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あぶない農業と儲かる農業

天然植物ホルモン3露地で利用

2020/05/07
全般/植物ホルモン 0
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天然植物ホルモンは、多くの利用の方法がありますが、「定期散布」で生育を促進し、免疫力を高め、病気にかかりにくする使い方が一番簡単な使い方です。
植物工場や養液栽培、果樹栽培、キノコ栽培、微生物活性化など幅広く使える上、さらに「対処療法」生育障害や病気からの快復など、目的に応じて対処できる使い方もあります。こちらは、少し複雑なので、まずは、露地栽培で「定期散布」からご紹介します。

[露地栽培]
露地栽培では、目出しの時、薄く散布すると、発芽がそろいます。
根から活動するようになります。
定期的に散布することで、免疫力がつき、病気にかかりにくくなります。
実がなる作物は、その時期の前に少し濃く散布すると、代謝が促進され、葉や茎の成長から、実の成長に切り替わります。
その後薄く散布することで、栄養成長も継続して、実と茎葉が同時に生育する環境が続くようになります。

・作物栽培で一番大事なのは、苗の段階です。
 ここで、上部な根をつくることが第一です。
・左下の画像は、稲の苗です。天然植物ホルモンを薄く散布しています。苗は、葉茎が伸びすぎると、根張りとのバランスがくずれますので、途中で生育が低下します。このように節間の短い稲で、根がしっかり張ったものがのぞましいとされます。
・右下は、トマトの苗です。根がびっしり張っています。これは天然植物ホルモンは使っていませんが、いい状態です。

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根から養分を供給しますので、根を上部にするといいことは
(1)茎から上部に養分を供給するので、果実がそだつ
(2)化学肥料、有機肥料にかかわらず、栄養を上部に送りこむ。
 (植物は無機物しか吸収できませんので、有機物は微生物分解や、植物の根酸で溶かして吸収)
(3)化学肥料は、即効性があるが、吸収しきれないことで、土壌障害がでますが、根が丈夫だと吸収力が強く、力強く化学肥料も吸い上げ、土壌障害がでにくくなります。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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