培地加温で栽培できるか?
2/10培地加温だけで栽培できるか?
暖房コストをいかに抑えるかが、農業者の切実な悩みですが、いくつかの資材会社が培地加温に着目しています。
培地加温とは
土壌の培地部分やロックウールやココバッグなどの人工培地で根を張る部分をいろいろな方法で、暖房コストを抑えて、温めます。
培地加温のメリット
・暖房コストが、2割から半分以下に下がる
・ビニールハウス内全体を温める必要がないことで、暖房コストを抑えられる。
・寒さが厳しい時期でも、適温を簡単に維持でき、生育を継続できる。
・設備によっては、夜間電力も利用できることで、さらにコストが下がる。
培地加温のデメリット
・冬場に人が収穫作業するとき寒いことで、作業時間には室内加温をする必要がある。
・導入コストがボイラーより少し割高
加温の仕組みを、自己消費型太陽光発電、太陽熱発電、夜間電力、地域によっては地熱を利用することもでき、生産者が独自で組み上げることも可能かと思います。